全日本柔道連盟は8日、オンラインで強化委員会を開き、5月19〜24日の世界選手権(アラブ首長国連邦・アブダビ)代表男女計18人を選出した。男子60キロ級では今夏のパリ五輪代表に内定している永山竜樹(27=SBC湘南美容クリニック)を選出したものの、2枠目として首脳陣が推薦した中村太樹(21=国士舘大)をめぐり、議論が紛糾。男子の審議だけで85分間に及ぶ、異例の事態となった。世界選手権は各国に男女各最大9人の出場枠