昨年末に発覚した“ペニーオークション詐欺事件”の広告塔だったタレントの小森純(27)が、2月3日に放送された『サンデージャポン』(TBS)で“涙の謝罪”をしたことで、再び騒動に火がついた。これで戦々恐々としているのが、『千原兄弟』の千原せいじ(43)なのだという。
 「あの謝罪で、ほとぼりが冷めるのを待っていた、同じく広告塔だったほしのあきや熊田曜子、ピースの綾部祐二らは頭を抱えています。しかし、それ以上に頭が痛いのが千原せいじ。というのも、詐欺容疑で逮捕された主犯格のSは、千原が経営する居酒屋の常連客だった。そこで2人は親しくなり、芸能人との橋渡しがされたという情報が業界内に流れているのです」(放送作家)

 千原せいじは、最近ではピン芸人としてバラエティー番組やCMなどで活躍し、その傍ら、“第2の島田紳助”と言われるほどサイドビジネスに力を入れている。
 「3年前に渋谷の幡ヶ谷に居酒屋『せじけん』をオープン。千原が出演する番組で“若手芸人ご用達の店”として紹介され、地元の商店街でも活性化になると歓迎されていたんです。ところが、その後、バーやラーメン屋、喫茶店、それにダンススタジオを半径約200メートル以内にオープンしたことで、“地元の客を奪った”と反感を買っているんです」(夕刊紙記者)

 そんな中、“ペニーオークション”サイトを運営する『ワールドオークション』の幹部だったSが千原に話を持ちかけたのだという。
 「Sは千原に接近し、『誰かオークションに協力してくれる芸能人はいないか?』と相談して紹介してもらった。しかし、千原自身は広告塔になりませんでした」(バラエティー番組スタッフ)

 小森しかり、広告塔になった芸能人の今後は、かなり厳しいものになりそうだ。
 「現時点で出演させないように通達を出している局はテレ朝だけ。しかし、いずれにせよ他局も今後、使わない方針を取るでしょう」(制作会社プロデューサー)

 千原の紹介話が事実であれば、ただ事では済まない。