アノ束縛系アプリを上回る恐怖のアプリ!知っておきたい対策法
突然ですが、あなたの身の回りに束縛するタイプの方はいませんか?
束縛といえば、『カレログ』という彼氏追跡アプリが批判を様々な呼びを呼んだ末に終了したという話題も記憶に新しいですが、今回はそんな束縛系アプリと対策アプリを両面から紹介していきたいと思います。
さて、まずは取り扱い注意の、以前「炎上必至!? 終了したはずのアレが新サービス開始」でご紹介した『カレログ』の後継アプリ『カレピコ』についてです。
位置情報を共有できる機能という基本機能は『カレログ』と変わりませんが、新たに「ピコエリア」(指定したエリアにパートナーが入るとエリア指定者へ通知がくる機能)「今どこCall♪」(リクエストするとパートナーのスマホに位置情報送信許可が尋ねられ、パートナーが許可をすると相手の位置情報が送信される機能)などが追加されています。
また、『カレログ』とは違い『カレピコ』では仮にパートナーが秘密裏にインストールしてしまっても、アプリが動作するとプッシュ通知で知らせてくれる機能が追加されているようです。インストールの際は、あくまでお互いの同意の上で利用してくださいね!
さて、続いては使用法によっては『カレログ』以上に恐ろしいツールと化してしまう恐ろしいアプリをご紹介します。
この『Cerberus 反盗難』は、名前にもあるように本来は盗難防止アプリですが、その利便性ゆえに犯罪スレスレと騒がれているのも事実。
なんとこれ、いわゆる遠隔操作アプリなんです。
本来は端末使用者である本人がインストールし、いざ盗難に遭った時のために備えるのですが、万が一自分の見知らぬところで勝手にインストールされていたとしたら……遠隔操作によって以下のような機能を悪用されてしまうのです。
・遠隔操作により、PCから同アプリをインストールした端末のカメラを起動できる。
・端末の周りの音声を録音できる。
・現在地に限らず、端末が辿ってきたルートも確認できる。
・端末のコールの送受信リストをPCから取得できる。
・『Cerberus 反盗難』を端末からアンインストールされないよう保護することが出来る。
いざ盗難に遭った時には便利かもしれませんが、気付かない間に自分のスマホにインストールされていたらと思うと恐ろしい機能ばかりです。
(※このようなアプリを他人のスマホに勝手にインストールするような行為は犯罪に繋がりますので、絶対に止めましょう。)
では、これらの束縛系アプリにはどう対処するべきでしょうか?
まずは『カンシチェッカー』を利用することをオススメします。
これは、上記で紹介した『Cerberus 反盗難』などのアプリがインストールされていないかチェックできるアプリです。
また、『スマホ監視』というスマホのイベントログ(アプリの追加、電話の受発信記録など)を保存してくれる機能を利用して、勝手な操作が行われていないか確認してみるのも有用な対策です。
もしも怪しいアプリがいつの間にかインストールされていた場合には、ウィルスによる感染の恐れもありますので、すぐに契約キャリアのショップに相談して下さい。
(ライター: *RUI* )