ラツィオFWトンマーゾ・ロッキの代理人であるファビオ・パリージ氏は、ツイッターで「ロッキはストラマ(アンドレア・ストラマッチョーニ監督)のファーストチョイスだ」とつぶやいた。つまり、すべて、少なくとも大半は成ったということである。

ロッキは12月31日、ラツィオの練習場フォルメッロでクラブと未解決の問題を解決し、元旦が終わってからインテルの練習場ピネティーナを訪れるだろう。インテルはラツィオに40〜50万ユーロ(約4600万〜5700万円)の補償金を支払うと見られる。

こうしてFWディエゴ・ミリートの控え問題が解決すれば、インテルはMFヴェスレイ・スナイデルの件に取り掛かることになる。同選手が移籍しても、残留することになっても、だ。中盤にクオリティーのある選手が必要だからである。

直近で出てきたのが、カターニアMFフランチェスコ・ローディだ。カターニアのアントニオ・プルヴィレンティ会長は、1月にチームのビッグネームが移籍することはないと発言した。だが、インテルがローディ獲得に向けたオファーを、600〜700万ユーロ(約7億〜8億円)での買い取りオプションつきレンタル移籍から、より魅力的な条件にすれば、プルヴィレンティ会長も考え直すかもしれない。そのほかの候補者は、ポルトMFフェルナンドとフェネルバフチェMFラウール・メイレレスだ。

また、別のポジションの補強では、アタランタとの関係が終わったMFエセキエル・スケロットの獲得というアイディアがある。サンプドリアも狙っている同選手だが、インテルのアルゼンチン人選手たちとの関係や名門クラブの魅力が、スケロットをミラノへ連れていくかもしれない。

なお、夏に向けてはエンポリのタレント、リッカルド・サポナーラをユヴェントスと争っている。