インテルは15日のセリエA第17節でラツィオと対戦する。ピネティーナの練習場には激しい雪が降り、選手たちは調整練習前に雪で遊んでいた。ストラマッチョーニ監督は前日会見で、ラツィオがもたらし得る危険に警戒を示している。

「ラツィオはこの前半戦で素晴らしかった。(ウラジミール・)ペトコビッチ体制が始まったときには、懐疑的な目が向けられていたがね。彼らががっかりさせるような試合をしたのは、一度しか覚えていないな。ナポリでの試合だ。我々は気をつけなければいけない。クオリティーのあるチームだ」

だがここまで、ビッグクラブとの直接対決でインテルは素晴らしい結果を残している。むしろ、スモールチームとの試合で何かが足りないのだ。

「ビッグクラブとの直接対決でのパフォーマンスは、うまくやれるんだという自信になっている。ただ、我々には改善の余地があるよ。上位4チームとの試合で落胆させていたら、私ももっと心配していただろうな」

フォーメーションに関しては、このように述べている。

「アタッカーを3人にするのは、どの試合でも使えるリソースだ。だが、戦術的なバランスと関係する問題なんだよ。私はその都度、どういうチームで臨むかを決める。FWの数で危険を与えられると決まっているわけじゃない。インテルにはインテルの構造があるが、それは変化し得る。とにかく、チームは(ロドリゴ・)パラシオ、(ディエゴ・)ミリート、(アントニオ・)カッサーノを支えられるよ。だが、どれだけの時間か、相手がどこかを検討する必要があるんだ」

また、ストラマッチョーニ監督は首位ユヴェントスの功績をたたえている。

「彼らはよりコンスタントなところを見せてきた。首位にいるのは妥当だよ。我々は複数の選手がいない時期にいくつか勝ち点を落とした。彼らはもっとコンスタントで、それで我々の前にいる。継続性という点で我々が成長したかどうか、ラツィオが教えてくれるだろう」