スティーヴン・スピルバーグ監督が最近、インタビュー番組『60ミニッツ』で「僕は昔、オタクだったんだ。のけ者だったのさ。バンドやオーケストラでクラリネットを吹いているようなね」と告白したことが記憶に新しいが、あまり楽しいとはいえない過去を持つのは彼だけではない。実に多くのセレブが、若い頃にいじめられたり、疎外感を感じていたのだ。以下はその一部。



クリスチャン・ベール
映画『太陽の帝国』(1987年、監督はスピルバーグ)で主役に選ばれ、評論家たちから絶賛されたベール。だが彼の同級生たちはそうではなかったようで、クリスチャンはのちに、「何年も、数人の男の子たちからいじめを受けていたよ。彼らのせいで地獄を見たね。いつも僕を殴ったり、蹴ったりしていたんだ」と告白している。

トム・クルーズ
「いじめっ子の代表格みたいな子は何度も、僕を突き飛ばしていた。心臓はドキドキするし、嫌な汗が流れるしで、吐きそうになったよ。僕はクラスで一番背が高かったわけではないし、誰かをたたくのも好きじゃなかった。だけどやり返さないと、これからもずっといじめられるとわかっていた。いじめなんて大嫌いだよ」

ミシェル・トラクテンバーグ
『ゴシップガール』では小悪魔ジョージーナを演じている彼女だが、かつては150人の子供たちにいじめられていたことを明かしている。

ブリタニー・スノウ
「中学校と高校時代は、いじめっ子に毎日自分を殺す方法を言われていたの。いじめっ子はチラシにひどいことを書いたり、私をひっぱたいたりヤジを飛ばしていたわ」と、ブリタニー。ほとんど友達がいなかったという彼女だが、いじめを苦にした友人が自殺するという悲劇も経験している。

クリス・コルファー
出演中のドラマ『glee』 では、同性愛であることを理由にいじめられたカートを演じているクリス。彼も中学校の頃はよくロッカーに閉じ込められるなどのいじめを受け、結局ホームスクール(自宅学習)にしたという。

ジェシカ・アルバ
「あまりにもいじめがひどいから、(通学の際は)パパが学校までついてきてくれた。そうすれば攻撃されないでしょ。いじめられないようにと、保健室で昼食をとっていたわ」そのほかにも、「オー・マイ・ゴッド! 超ヤダ。脚の毛をそってないわけ?」と暴言を吐かれたクリステン・スチュワートや、何かにつけていじめられていたと語るミーガン・フォックス、そして今では"ハリウッドのバッド・ガール"といわれるリンジー・ローハンも、高校時代にいじめられていた経験をツイッターで告白している。