インテルは28日、グラスゴーでセルティックとの親善試合に臨み、1−1と引き分けた。セルティックのクラブ創立125年を祝うための一戦で、アンドレア・ストラマッチョーニ監督はヨーロッパリーグ予選3回戦(EL)に向けて実験を継続している。

クリスティアン・キヴとアンドレア・ラノッキアがセンターバックでコンビを組み、サイドバックはハビエル・サネッティとマティアス・シルベストレ。長友佑都は後半からの出場となった。ジョナタンはフィリペ・コウチーニョやヴェスレイ・スナイデルとともに、1トップのディエゴ・ミリートの後ろとなる2列目に入った。

前半はセルティックが支配し、インテルは実質的に自陣に押し込まれた状態。41分には先制を許した。後半は反撃し、当初の4-2-3-1からよりフォーメーションに変化をつけた。ただし、ガビ・ムディンガイも投入し、中盤3枚に攻撃的選手3名という点は変えていない。

ここからインテルはポゼッションがよりダイナミックになり、75分間プレーしたスナイデルもよりやりやすかった様子。前半に押し込んでいたセルティックがペースダウンしたこともあって、89分にマルコ・リヴァヤのアシストから、ロドリゴ・パラシオが同点弾。敗北を避けることに成功した。

インテルはこれでプレシーズンマッチでの無敗を維持。8月2日にハイデュク・スプリトとのEL予選3回戦ファーストレグを迎える。