25日のウディネーゼ戦で勝利し、3位の座に少し近づいたインテル。マッシモ・モラッティ会長は26日、次のように話している。

「(アンドレア・)ストラマッチョーニの続投は3位次第? そういう言い方もあるが、いずれにしても、目標があることはいつだって良いことだ。それがもっとうまくやるためのモチベーションになるからね」

「昨日の試合は良いパフォーマンスだった。監督が良かったのは確かだ。選手たちは指揮官が求めたことを正確に表現した。あとは彼らのクオリティーによって、さらなる何かをやることができたんだ」

モラッティ会長は、チャンピオンズリーグ(CL)でジョゼ・モウリーニョ監督のレアル・マドリーが、バイエルン・ミュンヘンに敗れたことについても言及した。スペインでは、モウリーニョ監督の退任話もあるが…。

「それは知らない。だが、敗退したことはすごく残念だね。私は彼がいかに力を注いで物事に対処するかを知っているからだ。そういった努力の前では、PK戦での敗退という不運な結果には、非常にがっかりさせられる。だが、彼には能力とクオリティーがあるんだ。彼が言ったように、『CLを制覇するための時間はまだある』よ」

MFヴェスレイ・スナイデルは、高いレベルに自身が戻ってきたことに満足している。

「インテルにとって再び重要な存在になれるのは、素晴らしい気分だよ。復帰は完全に回復してからと決めていた。万全の状態で戻ってきたよ。ウディネーゼ戦の勝利で、僕らは残り4試合に向けて大きな期待を持てている。ミランやラツィオと対戦するから、3位になるのは簡単なことじゃないけどね。でも、僕らは全力を尽くす」

なお、イタリアサッカー連盟のジャンカルロ・アベーテ会長は、イタリア代表のチェーザレ・プランデッリ監督が夏のEURO終了後、インテルの指揮官になるかもしれないと言われていることについて、次のように否定している。

「私は知らないね。うわさだよ。新聞は私も読むけど、そういったうわさについては知らない。憶測について話すことに意味はないよ。プランデッリは代表チームと4年契約を結んでいるんだ」