4月1日、ドコモのスマートフォン向けの新しい放送局「NOTTV」がスタートした。
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運営を行う会社mmbiに対して、NTTドコモを中心に、民放各局、大手広告代理店などが合同出資してるためか、番組内容はかなり充実。
現在は3チャンネル構成で、フジテレビの協力による連続ドラマや、TBSが運営するニュース専門チャンネル、AKB48出演の公開生放送といった幅広いジャンルが放送されている。

テレビCMが頻繁に流れることで、ブログ上でも大きな注目を集めており、
・AKB48が出るんだったら契約しちゃおうかな
・ベイスターズ戦が毎回観れるので楽しみ
・韓国ドラマやK-pop好きには嬉しい番組編成ですね！
といったコメントが。まずはスポーツ、アイドル、韓流などの熱狂的なファンをメインターゲットにし、一定数のユーザーを獲得する狙いがうかがえる。

さらにNOTTVは、ワンセグ放送の約10倍という高画質や、Twitter、Facebookによって番組の感想をシェアできることもポイント。

新時代のマルチメディアサービスとして、これから順調に普及しそうな気もするが……否定的な意見も少なからずある。
・月額420円は払えない。このままだと失敗するような気がする
・番組が観れるエリア狭すぎでしょ
・ドコモの端末限定って。しかも今は2機種しか対応してないし
・あんまり気になる番組やってないな〜
放送エリア、対応機種、コンテンツ内容については、まだ始まったばかりのため、今後さらに充実する予定だが、やはり一番のネックは料金体系だ。

スマートフォンでは、無料や課金システムで視聴できる動画サイトが一般的となっており、
・ニコ生おもしろすぎ！もうテレビとかいらないんだけど
・ここ最近、映画やドラマはGyaO!のお陰で不自由しなくなりました
・3月からビデオマーケットがiPhoneに対応。かなり満足です
・YoutubeとFC2動画からDLした動画がたまってく一方
などなど、多くのユーザーが現状に満足している状況。

NOTTVの月額420円は、決して高い金額ではないものの、スマートフォンを使いこなす若い世代を取り込むのは、かなり難しそうだ。

初年度100万契約、2015年度までに600万契約を目標にかかげる、NOTTVの運営サイド。果たして成功なるか？今後の展開もチェックしたい。

（佐藤潮／effect）
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