ユヴェントスが関心を寄せるフィオレンティーナMFリッカルド・モントリーヴォの代理人、ジョヴァンニ・ブランキーニ氏が30日、今季で契約満了を迎える同選手の現状について語った。

「ユーヴェは一つの可能性だ。それは否定しない。シーズン終了までリッカルドを起用するというフィオレンティーナの選択は完全に尊重しているよ。彼は全力を尽くしており、今はマーケットも動いていない。最後まで彼に賭けると決めたフィオレンティーナに対して適切なことではないしね」

「フィオレンティーナにとって、1月にモントリーヴォを売ることはできないんだ。我々は問題なく、それを受け止めている。ミラン? モントリーヴォの問題はシンプルなもので、6月のマーケットを待つということだ。マーケットについて考えるべきときが来たら、そのときは検討する。現時点であのクラブ、このクラブと言われているのは、メディアの報道でしかない」

一方、英『トークスポーツ』によると、アーセナルがリールMFエデン・アザールの争奪戦から撤退したという。リールのミシェル・セイドゥ会長は以前から同選手の移籍金が5000万ユーロ(約52億2000万円)以上だとしており、この高額な移籍金が原因で手を引くことになったという。

だが報道によれば、インテルとリヴァプール、レアル・マドリーはアザールを追い続けているとのことで、交渉のテーブルにつく用意があるそうだ。

また、ウディネーゼDFメフディ・ベナティアには、ユヴェントス以外にもマンチェスター・ユナイテッドとチェルシーが関心を寄せているという。これも『トークスポーツ』が報じたもので、プレミアリーグの両強豪は、それぞれの守備陣強化に向けて、ベナティアに注目しているという。

『トークスポーツ』は、ユヴェントスがウディネーゼのフロントとコンタクトを取っているものの、オーナーがシーズン終了まで売却不可能と考えていると伝えた。ベナティアの評価額は1500万ポンド(約18億3000万円)前後とされている。