今年1月、アジアカップ決勝戦で決めたボレーシュートが代表初ゴールとなった日本代表のシンデレラボーイ=サンフレッチェ広島・李忠成。13日放送の日本テレビ「Going! Sports&News」では、10日に大勝した韓国戦翌日の李にインタビューを行った模様を伝えた。

香川真司の先制点をアシストするなど、勝利に貢献した李だが、試合の感想を訊かれると、「正直、本当に悔しいですね。もっと自分のプレーを出せたなという気持ちでいっぱいで、まだまだ物足りなさっていうのを、すごい感じているし。日本代表として、ベスト8、(ベスト)4、優勝を本気で思っているので、それを考えた時に、まだまだ世界一のチームとしてのFWっていうのに、自分は物足りないって思います」と満足できない様子をうかがわせた。

また、李は9月からスタートするW杯3次予選について、「簡単な試合はないってことは思ってます。初戦勝てれば、プレッシャーもなくなって、自分達の思っているようなサッカーができると思うので一番大事なのは初戦」と意気込んだ。

インタビュー内では、なでしこジャパン・丸山桂里奈に男子代表に関する質問を、李には女子代表に関する質問をぶつけるという企画が行われたが、「丸山のゴールパフォーマンスについて」と訊かれた李は、50点を付け「まだできる余地がある」とダメ出し。「丸山さんがAKB好きなら、皆で“I want you”とかやって貰っちゃっても。そしたら100点あげます」と話した。

さらに、「女子チームの中で話題になっている女子」という問いには、「川澄選手のループシュート」と回答した李。「あれはすごい。川澄選手のループシュートか、名古屋の監督のストイコビッチのループシュートか、どっちか」(2009年10月のマリノス戦では、ピッチの外に出たボールをストイコビッチがダイレクトで蹴り返し、ゴールにたたき込むというシーンがあった)といい、笑った。

ピクシー芸術弾?に拍手喝采!も退席処分に - 2009年10月19日