28日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝が行われる。マンチェスター・ユナイテッドのサー・アレックス・ファーガソン監督は、ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるバルセロナを称賛しているが、恐れはないようだ。

2009年のCL決勝でバルセロナに敗れたマンUだが、ファーガソン監督は自身のチームを「より成熟してソリッドになった」と分析している。もちろん、2009年のストーリーを繰り返すつもりはない。

「CLで毎年戦うごとに成熟したし信頼も増した。2009年のチームに比べて、より準備ができていると思う。多くの選手が入れ替わったわけではない。チームの骨組みは同じだが、キャラクターは異なるね。特に国際経験という面で変わった。このチームの主要なクオリティーは、チームの一貫性にあると思う」

「ローマ(2009年決勝の会場)では、自分たちのミスからやられた。よって、常に集中を維持することが大事になる。一つ確かなことは、どちらのチームにとっても厳しい試合になるということだ」

バルセロナにとっては、ここ6年で3度目のCL決勝ということになる。3年前にペップ・グアルディオラ監督がやってきたことが、一つの鍵となった。

「グアルディオラは若い監督だが、すでに素晴らしい結果を残している。彼はハイレベルなバルセロナを引っ張っているね。プレッシャーのかけ方を変えたことには、驚かされたよ。2009年に我々を倒したときは、彼らが素晴らしい成熟を示していた」

「どの試合の前にも、相手のことを研究するものだ。自分たちの強さと弱さについても分析している。それは今回もそうだね。ただ、最終的には集中が大事になる。自分たちの戦術はしっかりと頭に入っている。本当に良い準備ができているよ」