ナポリは3日のセリエA第31節でラツィオをホームに迎える。現地時間12時30分キックオフの一戦を前に、ナポリのワルテル・マッツァーリ監督は次のように語った。

「我々はホームでこの時間の試合をしたことがない。いつもとは違う条件での、特殊な時間帯の試合だ。明日は暑くなるだろうし、慣れなければいけないね。考慮すべき要因だ。代表戦によるリーグ中断も同じだよ。私はリーグ戦が止まるのを望んでいなかった。2連勝していたからだ。だからこそ、明日の試合は特別に重要となる。その後の7試合は、1週間の準備で試合に臨めるからね」

「ラツィオはアウェーで力を発揮する。だから、我々は気を緩めてはいけない。スペースを与えないことが必要だ」

元ナポリ指揮官であるラツィオのエディ・レヤ監督には拍手が送られるだろう。マッツァーリ監督は「彼のことはリスペクトしている。ここナポリで彼はとてもうまくやった。彼がそうやって迎えられるのは正しいことだよ」とコメント。特に精神的な面で難しい試合になることについては、「我々はナポリにある素晴らしい雰囲気を、できるだけうまくコントロールしなければいけない。期待が高まっているときは、我々がベストの力を発揮できないということがよくあるんだ」と語った。

「ミラノダービーの結果を知った上で、我々がどのようにやれるかは興味あるね。ただ、私はまったく関心がないんだ。未来は自分たち次第だからね。気迫あふれ、シニカルで、だが冷静なナポリでいてもらいたい。観客からはプレッシャーではなく、ポジティブなエネルギーを引きださなければいけないよ。目標が何になるかは話したくない。1試合ずつ考えているんだ」