ミスチルのアルバムもう聴いた?

写真拡大

12月1日に発売されたMr.Children(以下、ミスチル)のオリジナルアルバム『SENSE』。シングル『HANABI』以来、約1年半ぶりの新譜となる本作は、タイトル、ジャケット、収録曲など、ほとんどの情報が発売直前まで明かされおらず、ブログ上でも、

・CMがすごい謎めいた感じで気になってしょうがない!!
・もうすぐ発売なのにタイトルすら未発表。誰が詳細教えてくれ〜。
・頭の中がミスチルでいっぱいで……日常生活に支障をきたすレベルです。



【データは2010年12月10日18時00分】



などのコメントが目立っていた。謎に包まれていたことで想像がかき立てられ、ファンの期待は膨らみ続けた様子。そして発売当日、CDショップには驚きの光景が……。

・新宿のタワレコは閉店までずっと行列。どないなっとんねん。
・近所のショップは洋楽売り場までレジ待ちが続いててマジでビビった。
・予約してたから大丈夫かと思ってたけど、1時間以上も待たされたよ。
・『SENSE』専用レジができるほど混雑してました。すごすぎ(笑)。

など、CDが売れない時代にも関わらず、全国各地で長蛇の列が発生。ミスチル人気の凄さを再認識させる結果となった。
そして今作に収録された楽曲に対し、

・『I'm talking about Lovin'』が最高。歌詞もメロディーもツボです!
・先行でダウンロード配信されていた『365日』がやっぱり大好き。
・個人的には『擬態』が心踊る感じがしてお気に入り。サビがいいんだよな。

といったレビューが次々とアップされるなか、発売1週間で売り上げは50万枚を達成。オリコン週間アルバムランキングでも、2位に5倍もの差をつけてダントツのトップを獲得した。

そんな留まることを知らないミスチル人気。1993年のシングル『CROSS ROAD』の大ヒットから17年もの間、彼らは日本音楽シーンのトップを走り続けている。そのため青春時代とミスチルの曲がリンクする人が多く、ブログ上でも数々の思い出トークに登場。

・好きな人が出来きると昔の彼氏の記憶とともに『シーソーゲーム』を思い出します。
・『花』の歌詞に励まされ、つらい失恋を乗り越えました!
・片思い中だったから、バイト先の有線で流れてた『名もなき詩』がグッときた。
・受験勉強中に聴いてた『終わりなき旅』。この曲がんばろうって気持ちになるんだよね。
・悲しいときは『NOT FOUND』を聴いて、さらに涙していたような……。

恋をすると彼らの曲が頭をよぎり、逆境が訪れると彼らの歌に励まされ、時には涙をこぼした思い出も蘇る……。現在、青春真っただ中の若者たちも、将来同じ気持ちを味わうことだろう。
メンバー全員がすでに40歳を越えながらも、衰えることなく名曲を生み出し続ける彼ら。10年後も20年後も“Children”の気持ちを持ち続け、若さ溢れる活動を続けてほしい。

(佐藤潮/effect)

■その話題、ネゴトで話さない?「ネゴトーク」
「Mr.Children」について寝言を言ってみる・・・

 

■関連記事
絶好調!いきものがかりの魅力とは?