10日に行われたコパ・デル・レイのムルシア戦で退席処分となったレアル・マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督に、2試合のベンチ入り禁止処分が科された。主審へ暴言を吐いたとして、退席処分となっていた同監督は、11日のスペインの番組で次のように話している。

「(本拠地)ベルナベウにはいつも私の息子が来ている。そして試合後、家に帰りながらしゃべっている。退席について、私は真実を彼に伝えた。2度目の警告について話す前に、まず1度目の警告について言ったよ。それは、私が主審に対し、両チームは同じであり、どちらが強いかは忘れて笛を吹かなければいけないと言ったために出された警告だった。2度目の警告は、この上なく正しいものだったよ。笑うことはない。次に主審と会ったら謝罪するよ」

「サッカーは自制心を失う状況にあふれている。だが、ムルシア戦ではそうではなかった。私は、主審がピッチ中央の椅子に座っていても、試合をコントロールできたんじゃないかと思う。だが実際には、1試合で10枚のイエローカードと2枚のレッドカードを、特に話すこともない試合(5−1でレアルが圧勝)で出したんだ。そのうえで、私は自分の過ちを認める。2度目の警告はこの上なく正しかったし、主審と会ったら謝るさ」