一昔前まで、理想の男性の条件として「3K」なんて言葉がありました。3K、つまり「高身長、高学歴、高収入」のこと。今はあんまり耳にしない言葉ですが、最近、筆者は新たな理想の条件として「3G」を唱えている女性に出会いました。彼女によれば「3G」とはつまり、「ギャップ、ジェントル、強引」だそう。

「個性」が叫ばれる時代ですから、それぞれの考え方によって理想もまちまち。そこで、働く女子にもそれぞれの「理想の3○」を考えてもらいました。ルールは、自分のタイプ、理想を頭文字だけ合わせ、ひとつのアルファベットでまとめること。頭文字は英単語でも日本語でもOKです。ではレッツ☆トライ!

■3A=安定、安心、愛情いっぱい(29歳/制作)
もはや「理想の男性」より「理想の父親像」と置き換えても違和感ないような……。温かく包んでくれる、ほんわかした男性が目に浮かびます。そう、「くまのプーさん」のような。

■3M=マッチョ、マザコン、まめ(26歳/営業)
「マザコン」をあげた理由は「母親にたっぷり愛された男性ほど、女性に対してソフトな対応ができると思うから」とのことです。特にほのぼのしたおぼっちゃん臭に弱いのだとか。それにしても「マザコン」と「マッチョ」はややかけ離れたイメージなのですが、そのギャップがいいのでしょうか。

■3K=幸運、心がアツイ、「勘」がいい(29歳/PR会社)
「自ら道を切り開いていくパイオニア気質」の男性に弱いのでしょうか。筆者はなぜかアメリカ映画の『ランボー』を思い出しました。どんな困難にも立ち向かう不死身のランボー。ぴったりだと思います。

■3S=スーツ、誠実、芯がある(24歳/広告)
スーツ姿の男性に恋しては、プライベートの私服を見て冷める、という経験を繰り返しているという彼女。その反省を生かし、内面の要素を重要視したそう。……のはずなのに、無意識に「スーツ」を先頭に持ってきてしまったところが涙をそそります。

■3I=イケメン、いい加減、芋っぽい(25歳/アパレル)
「いい加減」は「程よく肩の力が抜けた感じ」を意味しているとのこと。「芋っぽい」は、「地方出身のイケメンに弱いから」。雰囲気を重視した条件ですね。

■3Y=やさしい、余裕、勇気がある(26歳/広告代理店)
一見やさしそうに見えて、実は臆病、優柔不断な男性であることは多いですよね。そこで「勇気」をチョイス。これは共感する女性も多いのでは。

■3S=真田広之、佐藤浩市、シブイ(24歳/ライター)
最後に筆者も考えてみました。好きな俳優陣を並べてみるのもアリかと思うのですが、いかがでしょうか。

フォーマットを設けた上で理想の男性のタイプ・条件を並べると、おのずと自分が求めるものがハッキリしてきますね。同時に、「自分に足りないと思っている要素」も明らかになる!? 好きなタイプを考えてみることは、意外と自分を振り返ることにもつながるようです。

(栗林弥恵/プレスラボ)

『escala cafe』にて2010年5月にWebアンケート。有効回答数349件(escala cafe会員)。







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