ジェノアのエンリコ・プレツィオージ会長が、バイエルン・ミュンヘンからローマへレンタル移籍していたFWルカ・トーニの獲得に迫っていることを明らかにした。

「トーニとは大筋で合意に至ったよ。まだ詳細については話さなければいけないし、いずれにしても重要なことだが、我々はともに交渉をまとめようと思っている」

トーニはほぼサインをかわす寸前におり、プレツィオージ会長は「木曜のミーティングでローマとも話すだろう」とコメント。だが、「ジュリオ・バチスタについて話すことはない」とつけ加えた。戦術的な理由からも、トーニを獲得することにより、J・バチスタがジェノアに加わることはなくなったようだ。

また、プレツィオージ会長はそのほかの補強について、次のようにコメントしている。

「ローマとそのほかのビジネスに関しては扉を開けたままでいる。しかし、ドニとマルコ・アメーリアという、両守護神のトレードに関しては難しいだろう。ローマの選手で言えば、(ダニエレ・)デ・ロッシが好きなのはもちろんだけど、私は例えば(マッテオ・)ブリーギのことも好きなんだ。それに、(レオナルド・)ボヌッチに関する(バーリとの)共同保有についても解決しなければいけない。彼も非常に関心を集めている選手だ。どのクラブとも話すことができるよ。トレードというやり方で動いても良い。今はあまりお金が回らないしね」