「日本涙目」サッカーW杯前の日韓戦、韓国ネチズンに余裕ただよう

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日本代表は5月24日、W杯南アフリカ大会の壮行試合を行う。その対戦国は、宿命のライバル韓国。W杯メンバーが発表された後の最初の試合であり、国内最終戦ともなるこの一戦では、なんとしてでも韓国を下してW杯へ弾みをつけたいところ。しかし、韓国ネットユーザーたちはこの試合に余裕をみせている。

韓国の日本専門ポータルサイトJPニュースは11日、日刊スポーツが同日掲載したサッカーの対談記事を紹介した。これはサッカー評論家のセルジオ越後氏らがW杯に出場する日本代表について対談しているものだが、この中で越後氏は「国内最終戦に韓国はまずいんじゃないかな。自信をなくして本番を迎えるのは、避けた方がいいけれど」と発言。そのため、JPニュースは、越後氏の発言を引用しながら「日本のサッカー専門家が日韓戦に危機感を抱いた」と報じ、ハンギョレも「日本、W杯を前に韓国戦で泣き顔」というタイトルで伝えた。

韓国のネット上ではこのニュースに関心集中。

「アジア最強の韓国!」
「韓国代表は4対0で勝ってしまえ」
「日韓戦は実力が互角だからこそ日韓戦といえる。今の日本は韓国を相手にできるのか?」
「以外な結果が出るかもしれない。」
「独島問題をきっちりしてくれれば負けてあげる」

など、記事には多くのコメントが書き込まれ、ほとんどが「日本に勝って当然」といった雰囲気だ。日本を警戒するようなコメントは皆無であり、むしろ「W杯1次リーグでアジア勢とぶつからないのだから日韓戦を行う必要性は無い」「試合を中止すべき!」「けが人が出たらどうするんだ!」なんていうコメントも見受けられる。

韓国代表は16日にアクアドルとの壮行試合を行う。ここではKリーグで活躍する国内派の選手が中心となる予定で、この後、4人ほど調節し24日の日韓戦に臨むという。


参照:日本サッカー専門家「最終戦が韓国だとは」 - JPNews
参照:日本、W杯を前に韓国戦で泣き顔 - ハンギョレ

(文:林由美)

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