ロベルト・ドナドーニにとって、ナポリの指揮官としての時間は限られてきているようだ。後任候補として名前が挙がっているのは、ロベルト・マンチーニ前インテル監督とデリオ・ロッシ前ラツィオ監督、そしてワルテル・マッツァーリ前サンプドリア監督の3人である。

アウレリオ・デ・ラウレンティス会長は指揮官について、「勝つことができ、上位4位以内を争える監督がいい。ナポリとそのサポーターたちには、そういった順位にふさわしいのだ」と話している。直近の情報によれば、最も有力なのは、マッツァーリ監督のようだ。デ・ラウレンティス会長が近いうちにマッツァーリ監督と会談すると見られている。

一方で、ナポリは9月28日に退任したピエルパオロ・マリーノ氏の代役となるスポーツ・ディレクターも探している。デ・ラウレンティス会長は5日、サンプドリアで同職を務めているベッペ・マロッタ氏と会談した。

5年間の契約を結んでいたマリーノ氏が抜けた穴はまだ埋まっておらず、デ・ラウレンティス会長はマロッタ氏に関心を抱いているようだ。なお、マロッタ氏にはかつて、ユヴェントスも興味を示していた。