ジェノアのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督にとって、終了間際の失点で勝利を逃したユベントス戦は、悔しい試合となった。

「ユベントスのようなチームと戦うことは、決して簡単なことではない。われわれは試合開始から相手に主導権を奪われたが、わたしはクレスポ、カルジャ、パパスタソプーロスを投入してチームを目覚めさせた。しかし最後の数分で勝利を逃してしまったから悔いが残る。ただわたしは選手たちを称えたい。彼らは最高のプレーをしてくれたからね」

4節のキエーボ戦に敗れたことで批判を受けたガスペリーニ監督だったが、それでも自身の意思を変えるつもりはない。

「少しの批判を受けたが、われわれはジェノアの現実というものをよく知っている。われわれは20〜21人の戦力で、数多くの試合をこなさなければならない。必要に応じては、何人かの若手を起用しなければいけない」

またガスペリーニ監督は、何人かの選手が故障を抱えていることも強調した。

「フロッカリもそうだし、カルジャも深刻な怪我から回復したばかりで、新戦力の彼らをチームに融合させる必要がある。いつでも12〜13人の限られた選手だけで戦うことはできないからね。多くの試合を戦うには、(故障している)パッラディーノやユリッチの力も必要だ」

ジェノア 2−2 ユベントス

得点者:ジ=メスト(31分)、クレスポ(74分) ユ=ヤクインタ(6分)、トレゼゲ(86分)

ジェノア(3−4−3):アメリア;ビアーバ、モレッティ、ボッケッティ;ロッシ、ミラネット(67分カルジャ)、サパテル、モデスト(62分パパスタソプーロス);メスト、フロッカリ(46分クレスポ)、スクッリ

(控え:スカルピ、エスポージト、パラシオ、パッラディーノ) 監督:ガスペリーニ
警告:ボッケッティ

ユベントス(4−1−3−2):ブッフォン;グリゲラ、レグロッターリエ、キエッリーニ、グロッソ;F・メロ;カモラネージ、ポウルセン、マルキジオ(76分ジョビンコ);アマウリ(79分トレゼゲ)、ヤクインタ

(控え:キメンティ、カセレス、ゼビナ、サリハミジッチ、デ・チェリエ) 監督:フェラーラ
警告:F・メロ