セリエA優勝が決まって大喜びのインテルの選手たちが深夜、オープントップのバスでミラノ市内に繰り出すという予定外の行動に出たことがわかった。

16日の試合でミランがウディネーゼに1−2で敗れ、インテルはリーグ4連覇、通算17回目のスクデットを手にした。

選手たちは練習場で、この日誕生日だったモラッティ会長とミランの試合をテレビ観戦、優勝が決まると駆けつけたファンと喜びを分かち合ったが、真夜中過ぎには数千人のファンが集まっていた市中心部のドゥオモ広場へ、バスで1時間かけて向かったのだ。

就任1年目でチームを優勝に導いたジョゼ・モウリーニョ監督は、「すべての人に感謝したい。スタッフもコーチ陣も……そして見えないところで働いてくれる清掃作業の女性にも。インテルの歴史のなかでは、私よりもいい成績を残した人は多いが、私はサッカーを理解している。結果が伴わなければ、この情熱もない。だから、人々の心に残るためにこの道を進み続けていかなければならないんだ」と話した。