北出菜奈

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 ゴスロリな衣装に身を包み、歪んだギターをかき鳴らす21歳、北出菜奈。2月14日に公開される「ブラッディ・バレンタイン 3D」のイメージソング「鏡の国のアリア」を担当する彼女が、都内スタジオにて声優初挑戦となるアフレコ取材を行った。

 北出菜奈がもつ神秘性・ライブで魅せる迫力あるパフォーマンスは、作品全体を覆う神秘性・迫力あるイベントアトラクション映画にぴったり合致しており、今回のイメージソングとともに声優に初挑戦。時折、監督へ質問しつつ、世界初のデジタル3Dラブ ホラー作品の息もつかせぬ展開に、彼女自身も作品を楽しみながらアフレコへと臨んでいった。

――「鏡の国のアリア」が『ブラッディ・バレンタイン 3D』のイメージソングに起用されましたが、どのような心境ですか?

北出:「鏡の国のアリア」のイメージが映画と合っているので、違和感なく思いましたが、ハリウッド映画に起用されたのが意外でした。恐怖の気持ちをエンタテインメントにしているところは、私の歌にも通じるところがあります。映画館で聞くとサラウンド(サウンド システム)になるので、どう聞こえるのか楽しみです。

――イメージソングに加え、アフレコにも初挑戦でしたが、難しいところはありましたか?

北出:セリフを喋るということが普段ないので、どう喋ればどう聞こえるのかがわからなかったです。セリフは「ありがとう」という言葉なのです。この言葉には色んなニュアンスがあって、買い物のときは無意識に言っている言葉だし、わざとらしくなりやすい言葉で最初は難しかったです。画面に合わせるのは、セリフが短いということもあって、本当に合っているのかがよくわからなかったです。殺されるシーンの叫び声はやりやすかったです!叫びは歌に近いところがあって。最近レコーディングでよく叫びをしていたので、やりやすかったです(笑)。

――これから映画を見る皆さんのために、見どころを教えてください。

北出:ホラー映画をデジタル3Dで公開するのは初の試み!普通のホラー映画は恐怖がじわじわと来るものですが、『ブラッディ・バレンタイン 3D』は立体的に飛び出します。“がっ!!”って飛び出したときに、新しい恐さを体験できますよ。是非、皆さんで体験してほしいです。

MY BLOODY VALENTINE 3D(原題)(全米公開:2009年1月16日)
監督:パトリック・ルシエ
出演:ジェンセン・アクレス、ジェイミー・キング、 カー・スミス
イメージソング:「鏡の国のアリア」北出菜奈(SME Records)
配給・宣伝:ザナドゥー

北出菜奈 - アーティスト情報
映画「ブラッディバレンタイン3D」公式サイト

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