――「PROMiSE」の歌詞に出てくる「95」という数字は、1995年に起きた阪神・淡路大震災のことを指していると耳にしましたが、なぜ13年も前のことを今、書かれたんですか?

MiChiMiChiにとっては、その年がターニングポイントだったりしたので。震災があって、それを一つのきっかけとしてイギリスに帰り、そこから色々なスタートがあって。その時は英語も喋れへんかったから、そこで初めての、すごく色々なチャレンジがあったなぁ。多分、向こうに行ったことによって、「歌手になりたい」という気持ちがどんどん大きくなっていったと思うの。すごく大きなターニングポイントになった年だから、そこから始まったというわけでもないんだけど、新しいスタートの年ってことで。

――最初、地震という背景を知らずに歌詞を読んでいた時も、暗闇から光を感じる部分だったり、明日とかその先の未来を感じられたり。明るい…と言っても、ただ明るいだけじゃなく、暗闇に差す一筋の光というか、そういう明るさを感じたんですけど。

MiChi:そう!

――この曲を聴いて元気になる人も多いと思いますが、自分が音楽活動を続けていくことによって、聴いてくれる人に何らかの影響を与えたり、少しでも世の中を変えられたらいいなとか思うことはありますか?

MiChi:うん、本当に、まさに今言って頂いたように、それだよね!一番の希望というか、そういう気持ちをシェアしたい。MiChiが感じて、他の人も感じていることって絶対にいっぱいあると思うし。すごく辛いことがあっても、それをシェアしていくことによって、その重さが半分になったり。そういう「希望を与える」じゃないけど、それはなんか自分がゴッドみたいな言い方だけど(笑)、お互いにね。だから、歌を歌うこととか、そういう立場にいることで、誰かをハッピーにできたらすごくいいな。

――上から目線ではなく、フラットな同じ感覚でという。

MiChi:全然上からじゃない、もう同じ。

――そういう共感を実感できる場所がライブだと思うんですけど、ライブをやっていて楽しさを感じるのはどんな時ですか?

MiChiMiChiも自分がライブをやっていて、もうめっちゃくちゃアガっちゃうの。すっごく楽しくてしょうがなくて。そのMiChiが楽しいと思っているのが、観ている人とか聴いてる人が同じ風に感じてくれて、「イェーイ!」となったら本当に最高で。そこでお客さんと一つになっているというか。そうやって一緒に、本当に面と向かうのって、その時しかないもんね。だから、やっているんだという。

――ライブのMCは、しゃべる方ですか?

MiChi:まだMCはそこまでしゃべってない。自分の紹介ぐらいなんだけど。ワンマンライブとかまだやっていないし、多分そんなに話してもね、って感じだから(笑)。

――でも、話すこと自体はあまり苦手ではないんじゃないですか?

MiChi:苦手ではないかもね(笑)。でも、初めは結構苦手だったよ。こうやって人と話すのは全然苦手じゃないけど、誰か一人と会話してるわけでもないし、どちらかと言うと一方的という感じじゃん。それは慣れなきゃ、やっぱり初めは大変。

――まだ、これがデビューシングルですけど、今後ワンマンライブとか、やりたいことはありますか?

MiChi:今の一番の目標はワンマンライブだね。それに向かって頑張りたい。多分、ワンマンライブができた時は、本当にすごくハッピーだと思う。

――ライブでは披露しているけど、まだ作品として発表していない曲はありますか?

MiChi:うん、ある。でも、1曲ぐらいかな。

――次のシングルは、どんな感じになりそうですか?

MiChi:もう次のが決まっていて、歌詞も書いてあるんだよね。結構キュートな感じかな?May be…(笑)。

――ワンマンライブは多分、アルバムを出してからですよね?

MiChi:そうだよね、まだまだだよね(笑)。そうなんだけど。

――でも、すごく楽しみにしています。

MiChi:うん、ありがとう!

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