3位決定戦でもアメリカに敗れ、国民の期待とは裏腹の4位という惨敗に終わった野球・星野ジャパン。25日には、星野監督が日本テレビの「NewsZERO」に緊急生出演すると、敗戦の要因にストライクゾーンの違いを挙げ、同番組のコメンテーターらと議論をしたが、その内容は国民の溜飲が下がるものではなかった。

五輪が閉幕しても尚、依然として収まる気配のない星野ジャパン・バッシングだが、24日に放送された「サンデーモーニング」の人気コーナー「週間御意見番スポーツ」でも、コメンテーターの張本勲が星野ジャパンの痛烈批判を行っている。

張本氏は、「悔しいよりも情けない。(マイナーや大学生もいる)アメリカに負けたら絶対にだめ」とまくし立て、不甲斐ない星野ジャパンを一喝。怒りの矛先が首脳陣へ向くや、「選手が首脳陣に不信感を抱いた。当然代えなくちゃいけないところで代えなかった」と批判。また、「田淵、山本浩コーチに喝!同級生の子分になってんだからケンカしてでも助言しないと。こういう首脳陣をピックアップした連盟にも喝だ!」と、こちらも批判の的になっている“仲良し首脳陣”を断罪し、連盟に対しても苦言を述べた。

第2回WBCの監督続投の話しが浮上する星野監督に対し、司会の関口宏が「星野さんに頼り過ぎた?」という質問を投げかけると、「(星野監督を)過大評価しすぎ。冷静に判断していかないと」と語り、その監督選考にも釘を刺した。