【ピックアップレポート】SEって、家庭を大事にしないよね?
プロジェクトが佳境になると、やっぱり仕事で帰宅が遅くなっちゃう。家に帰っても仕事のことが頭から離れない。そんなSEに「家庭と仕事とどっちが大事なの?」なんて泣かれたなんてのもよく聞く話。実際のところはどうなのか? きたみりゅうじがぶった切ります。

燃えるオトコの仕事場だから?
 どうにもちまたの評判を見ていると、「なんでそこまで働くの?」と言われることが珍しくないSEの御方々。自らの抱えたプロジェクトを、無事完遂に導かんと明け暮れる日々。かと思えば、メンバーに迷惑をかけず、皆がやりがいをもって働けるようにと心を砕く日々。そもそもコーディングに没頭しちゃって、それ以外が目に入らなくなっちゃうこともしばしばだとか? そうそう、ついつい没頭しちゃって、家族は二の次になっちゃうんでしょって? さて、そのへんどんなもんなんでしょうか。

■バランス感覚が難しい
 かなり個人的な印象になっちゃうんですが、なんだかんだいってもこの業界は、人付き合いが器用ではない人の率が高いように思います。私なんかもそう。「要領がいい」と言われることこそ多かったですが、根本的に言葉を飾ることができないもんで、敵か味方かの両極端な付き合い方になることが多かったりして……って私の話はいいですね。うん。そんなわけで、実にさみしがりやが多い業界でもあると。

 さらにそんなわけで、結婚して子どもができてという、「自らの手で作った家族」ってもんには、人一倍ジーンとしびれちゃうというか、そりゃアンタ大事にしますってばという人が多いような気がします。もう子煩悩だらけですよ。営業さんと喫煙所で話をしてると「休みの日は子どもの相手しなきゃいけないから家にいたくない」なんてセリフばっかなのとは、実に対称的なほど子煩悩だらけ。農耕民族と狩猟民族くらいに対称的。

 一方で、そういう家族を大事に思う気持ちが、仕事に対する責任感にもつながっちゃったりして。無責任な、他人に笑われるような仕事っぷりだと、子どもに対して顔向けできんというようなですね、そういうきまじめさがあるように思うんですよ。将来に対する責任ってもんもドカンと肩に乗ってきますしね。

 それで「家族を二の次にしてる」と責められちゃ……。もともと器用じゃないというのもあって、この辺のバランス感覚というのは、とにかく難しいのひと言です。そんなわけで、家族に対しては「まじめさと家族に対する責任の表れなんです」と理解を求める一方で、SEさんに対しても「やっぱある程度器用さは身につけないとダメなんでしょうね」と自戒の意味も込めて言ってみる私なのでありました。



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