■第1試合 バンタム級/5分3R
チャーリー・バレンシア vs ドミニク・クルーズ
×[3R終了/判定]○

1Rから激しいパンチの打ち合いとなったこの試合。クルーズはアッパー、ヒザ蹴りを中心に攻め、迎えうつ形でバレンシアは体重が後ろにのったまま右フックを振り回す。やや打ち負けているバレンシアは、テイクダウンを狙うがクルーズが遮断する。

2Rになっても、クルーズの手数がバレンシアを上回ったまま打撃戦が進む。クルーズのパンチで左目を気にする素振りを見せたバレンシア。ラウンド終了間際、テイクダウンを狙ったクルーズにセコンドから「スタンドで勝てる。テイクダウンはいらない」という指示が飛ぶ。

最終ラウンド、逆転を狙うバレンシアだがクルーズのプレッシャーに押されて、右へ右へとサークルワークに徹する。と、タイミングの良い左ミドルを放つクルーズ。結局、クルーズ優勢は試合終了まで続き、3-0で判定勝ちを収めた。

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