福留獲りに敗れたパドレスは、井口を獲得。サンディエゴの地元紙「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」紙の電子版は12日付けで、福留が4年5000万ドルでカブス入りを決め、争奪戦に敗れたパドレスは、井口を単年契約の400万ドルで獲得したと報じた。
 パドレスは、福留を長期に渡って調査し、最低でも年俸1000万ドル以上、最低でも3年以上の大型契約をオファーし、熱心に獲得を進めてきたが、最後にカブスに競り負けた格好だと同記事。福留がカブス入りを決断したという情報が入るとすぐに、エースのジェイク・ピービーと球団記録となる3年の契約更新を行い、井口と契約に至るなど、素早く方向転換したようだ。
 また、同記事の最後には、レンジャースが大塚晶則投手を放出することになったら、パドレスがその移籍先の有力候補になるだろうという一報が付け加えられている。