【トレビアンGAME】ゲームソフトのフライング発売が問題化

欲しいゲームソフトの発売日といえば、子どもならずとも心が躍る日である。学校や会社で「今すぐ買って帰って遊びたい！」という人も、多くいるのではないだろうか？　もし、あなたが欲しいゲームソフトが、通常より1〜2日も早く手に入るとしたら、どうだろうか？　もちろん「ラッキー！」と思ってすぐさま買って帰ることだろう。しかしそれは、ルール違反だということを知っておくべきだ。

ゲームショップによっては、通常の発売日よりも1〜2日ほど早くゲームソフトを販売するところがある。それを俗に、フライング発売というのだが、それは問屋やゲーム会社との取り決めで、かたく禁止されている行為なのである。「欲しいゲームが発売日より早く売っていたら普通買うだろ!!」と思う人もいるだろうが、このルールをやぶるとお店に大きなペナルティが課せられる場合があるのだ。

そのペナルティとは、金銭的な罰金というより「ゲームソフトを卸さない」「契約の打ち切り」などの重い厳罰がメイン。ちなみに、現在のところ購入者に対して罰則が適用された前例はないので、いままでフライング販売されたソフトを購入していた人は安心してほしい……と言いたいところだが、フライング販売をされることで他のお店が損失をこうむっていることも念頭に置いておくべきだ。

発売日より早くゲームソフトが発売されるということは、だれもがそのお店で早めにゲームソフトを購入してしまうため、近隣のゲームショップからお客を奪っていることにほかならない。また、ゲームの攻略情報が発売日よりも早くインターネットに流れてしまうこともあり、ゲーム会社にとっても大きな損失となる場合がある。

もし、あなたが街でフライング販売している店を見かけたらどうすれよいか？　ゲームが好きであればこそ、購入をひかえて発売日までクワクワ感を持ち続けて欲しいものだ。
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