インテルFWエルナン・クレスポ(31)が21日発売の“Chi”誌の取材に応じ、昨夏の移籍市場でクレスポ獲得に積極的に乗り出さなかったACミランに対する思いを明かした。

 「インテルで選手生活を終え、そのままイタリアに永住したい。ACミランは自分にそのチャンスを与えてくれなかったが、インテル会長モラッティが自分に門戸を開いてくれた。ACミランが自分の獲得に積極的に動いてくれなかった時はショックだった。自分がACミランで出した結果は決して消し去る事は出来ない。今でも声援を送ってくれるサポーターには感謝している」と複雑な胸のうちを明かした。

クレスポは04−05シーズンチェルシーからACミランにレンタル移籍し、その年の欧州CL準優勝に貢献するが、05-06シーズンからは、本人は拒んだもののACミランでの活躍を見たチェルシーに呼び戻された。今季開始前ACミラン移籍を切望するも、ACミランがクレスポ獲得に積極的に動かず、インテル入りした経緯があった。