7日、東京地裁に入る高井康行弁護士。(撮影:吉川忠行)

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証券取引法違反(偽計取引、風説の流布、有価証券報告書の虚偽記載)の罪に問われたライブドア元社長、堀江貴文被告(33)の第2回公判前整理手続きが7日、東京地裁(小坂敏幸裁判長)で開かれた。

 この日は裁判官と検察官それぞれ3人と、高井康行弁護士、政木道夫弁護士の計8人が午後1時15分から約2時間、非公開で協議を行った。堀江被告は出席する義務はなく、前回に続き出席しなかった。今後も出席する予定はないという。

 協議では、証券取引法違反の舞台とされる投資事業組合の実体について、主に話し合われた。検察側はダミーの存在と主張しており、弁護側がその根拠と事実関係を明確化するよう求めた。

 次回の協議は6月16日に行われる。【了】

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