モナコGPの会場を賑わせたC・ロナウド。まさにそこから持ち出しかのようなスーパーカーを、今回初めて公開した。(C)Getty Images

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 名手クリスチアーノ・ロナウドが、またまた愛車コレクションに新たな一台を加えた。
 
 木曜日にモナコを訪れ、F1グランプリのメルセデス・チームを訪問。親友である2018年シーズンの世界王者、ルイス・ハミルトンと旧交を温め、充実の時間を過ごした。そこからおよそ200キロ離れたトリノの自宅に舞い戻ったわけだが、そこで公開したのが、納車されたばかりのスーパーカーだ。インスタグラムを公開し、ロータリーに滑り込む新車の動画と、「Enjoy」との一文を添えて自身と新車の画像を投稿した。
 
 気になるクルマは……マクラーレン社が誇る珠玉の傑作『Senna』だ。
 
 ブラジルが誇る伝説のドライバー、アイルトン・セナの名を冠した名車で、推定価格は100万ユーロ(約1億3000万円)。世界で500台しか生産されておらず、イタリア・メディア『Calcionews24.com』は「ついにロナウドは究極のウルトラカーを手に入れた。800馬力を誇るモンスターだ」と紹介している。
 
 マクラーレン社の公式ホームページによると、「マクラーレン史上初となる、サーキット走行をもっとも重視したロードカー」で、「サーキットで究極のドライビング体験を実現することのみを追求した」という。そのままレースに持ち込んでも十分戦える代物というわけだ。

 
 ただ、C・ロナウドには「史上最高額カー」を購入したのではないかという噂が現実味を帯びている。フランスのブガッティ社が3月に制作を発表した『La Voiture Noire』(フランス語で黒いクルマの意)で、価格は1100万ユーロ(約14億3000万円)とも、1600万ユーロ(約21億円)とも言われる(いずれにせよ史上最高額)。世界にふたつとない超限定車で、同社はすでに購入者が決まっていると明かしており、それがC・ロナウドなのではないかと取り沙汰されているのだ。完成は早くても2021年にずれ込むという。
 
 もはやスーパーカー博物館と化しているCR7の超豪華ガレージ。これからも規格外の爆買いで、ファンを楽しませてくれるだろう。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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