画像提供:マイナビニュース

写真拡大

カラダノートはこのほど、習い事に関する意識調査の結果を発表した。同調査は2月11日〜18日、同社が運営するメディア「カラダノートママびより」メルマガ登録者を対象にインターネット調査にて実施。回答人数は706名だった。

2018年の調査結果に続き、「スイミング」を習っているという回答が37.6%ともっとも多い結果となり、昨年の21%と比較すると、16.6ポイント増加した。

2番目に多かった「英語」は、昨年の倍以上である31.2%に増加しており、「学習塾・幼児教室」についても、昨年の11.2%からおよそ1.5倍の19.5%が習っていると回答。スイミングによる体力作りに加え、2020年度より施行される新学習指導要領における「英語の教科化」の影響からか、子どもの学力を気に掛ける傾向があった。

習い事をしている人のうち、「続けられるかどうか」継続性についての不安を挙げる人が昨年に続き、もっとも多かった。継続性への不安を紐解くと、本人のやる気や性格など子どもに起因するものと、経済的な事情に起因するものの2種類に分類することができた。

具体的な声としては、「子どもがいつまでやる気を持って続けてくれるか」「子どものためになるかと思うが、どこまでやらせるか、辞めどきがわからない」「辞めたいと言ってすぐにやめさせていいものかどうか」「経済的な理由で継続できるか心配」などが寄せられている。

子どもの習い事の検討状況を比較すると、幼少期(中学校入学まで)に習い事の経験がある母親のほうが、習い事をしていなかった母親に比べて、子どもの習い事を検討している割合が約15%多かった。

検討中の習い事として人気が高かったのは、「スイミング」(43.5%)がもっとも多く、ほぼ同率で「英語」(22.8%)と「ピアノ」(22.1%)が続いた。検討理由は、「将来役に立つと思うから」(71.0%)が圧倒的に多いが、次いで「自分がやっていて役に立った/やっていればよかったと感じたものだから」(19.7%)が挙げられ、母親の幼少期の習い事経験が、子どもの習い事の検討に影響を与える傾向があることがわかった。

なお、アンケート対象者は2歳までの子を持つ親が87%を占めるためか、「プログラミング」を習い事にしている/検討しているといった声は見られなかった。