新宿駅のガムテープ案内、やっぱり「職人技」 レトロ格好いい「あのフォント」の魅力
新宿駅といえば、大阪・梅田と並ぶ「ダンジョン」として知られている。地方から上京したばかりの人にとっては、まさに一大迷宮である。
しかも必ずどこかで工事を行っており、いつ終わるとも知れない。そんなエンドレスな工事の一角で、懐かしいものを見かけたというツイートが、いま話題となっている。
新宿駅で階段の工事をしていて、久しぶりにガムテ職人の技を見ることができた pic.twitter.com/eWO7xAyQ4b
— Rie Kuzumoto (@Dea_RK) 2019年1月18日
写真は、階段横の壁に貼られた「左側通行」という案内表示だ。「久しぶりにガムテ職人の技を見ることができた」というテキストが添えられている。このツイートには、2万7000を超える「いいね」が付いている。ずいぶん共感する人が多かったようだ。
ツイッターには、さまざまな声が寄せられている。
この独特な書体「修悦体」が好きな人が多い
ツイッターに届いている反応を見てみよう。
階段 も好きです! pic.twitter.com/xjnQ9mDtTN
— pepperONI(ビギナー1部) (@puyo_tsu) 2019年1月19日
この独特な書体を好きな人は驚くほど多い。
修悦体って云うのですね。
— 宮迫わいち。 (@Waichi37) 2019年1月19日
勉強になりました。
ところで、新宿駅はいつまで工事してるんだろう?σ(^_^;)
「修悦体」と呼ばれているようだ。
もともと修悦さんというJRの工事関係者の方が滲んだり劣化したりせず長期に掲示する方法はないかと考えてガムテープとカッターで文字を作る方法を考案したのが始まりで、やがてネットで話題になり修悦文字とも呼ばれ密かなファンが多いです。
— Eiichi ABIRU (@abirua1) 2019年1月19日
工事関係者が「ガムテープとカッターで文字を作る方法を考案したのが始まり」だそうだ。佐藤修悦さんという人が発案者で、「修悦体」とか「修悦文字」と呼ばれ、ファンが多いという。
東西?中央?北通路のエンドレスな工事で
— 猫軍団 (@nekoarmynekogun) 2019年1月20日
修悦看板ほんとにあっちこっちにありますが
看板制作の報酬は警備のお仕事に込みなんでしょうかね
ふと気になりました
新宿駅の工事何年も続いているので、もはや修悦体込みの景観で完成して欲しいくらい愛着わいております...
— 猫軍団 (@nekoarmynekogun) 2019年1月20日
カラーコーンなんかもていねいに平面で作って貼られています^^
「もはや修悦体込みの景観で完成して欲しいくらい愛着わいております...」という人もいる。
バンクシーの落書きよりも、修悦さんの看板のほうが後世にのこす価値があるでしょ。美術品として。
— ぺんちゃん (@penn_de) 2019年1月19日
F外失m(__)m
「バンクシーの落書きよりも、修悦さんの看板のほうが後世にのこす価値があるでしょ」と言う人もいた。修悦体の職人技を見るために、新宿駅に行くのも良いかもしれない。ただし迷子にならないように気を付けよう。