日本野球機構サイトより

 12月14日、巨人は自由契約となっていた上原浩治投手と再契約したことを発表した。年俸は5000万円。背番号は19に決まった。

 メジャーでは、左膝の慢性的な痛みに苦しみ、10月23日に左膝のクリーニング手術を受けた。

「痛みを感じながらプレーすると、パフォーマンスが落ちる。これで、痛みを感じることなく投げられるのでは。まだ、ダッシュはしていない。今の段階では、そんなに痛みはない」

 と会見で語った上原。7月には日本人初となる日米通算100勝100ホールド100セーブを達成するも、成績は36試合に出場して0勝5敗、0セーブと散々な結果だった。

 3月17日のスポーツ報知のインタビューでは、「本当にアメリカの9年間は球場とホテルの往復だけだった。向こうに行ってからの方が生活は規則正しくなったかなと。本当にサラリーマンでしたね」と語っており、外食も飲酒もほとんどしなかったようだ。

 だが、日本では、誘惑も多い。2018年11月6日のブログでは、生ビールの写真を掲載した上で、禁酒を報告。

「広島との最後の試合から、ここまで一滴も酒を飲んでません。う〜飲みて〜〜。この写真見てるだけでヨダレが出るわ。膝が治るまで我慢、って決めたからね。早く治ってくれ〜、ビールが飲みたい!!!」

「広島との最後の試合」は、8月30日のこと。つまり、夏には酒を飲んでいたわけで、帰国後の体調管理にも疑問符がつく。

 会見では、現役を続けることについて、アメリカのボルチモアにいる家族は消極的だとも語っていた。来シーズン44歳で出場すれば、球団史上、最年長の選手となる。体調管理がうまくいくかどうかが、巨人での成績を決めることになるだろう。