リバプールから移籍してきたバルセロナMFコウチーニョ

写真拡大

 バルセロナは昨冬、リバプールからブラジル代表MFコウチーニョを獲得した。この際、最大1億6000万ユーロ(約205億円)の移籍金が動いたが、“将来の移籍金”も確約する契約だったようだ。イギリスメディア『ザ・タイムズ』が報じている。

 コウチーニョは2018年1月、かねてから噂のあったバルセロナに完全移籍で加入。リバプールからは10年のDFハビエル・マスチェラーノ、14年のFWルイス・スアレスに続いての大型移籍となった。

 記事によると、移籍を重く見たリバプールのマイケル・エドワーズSD(スポーツ・ディレクター)は追加条項を設定。2020年までの間、バルセロナがリバプールから選手を獲得する場合、移籍金に追加して1億ユーロ(約129億円)を支払うというものだという。

 一部では移籍禁止条項という報道もなされていたが、この記事をイギリス国営放送『BBC』なども後追いで報じており、“将来の移籍金”説が濃厚な模様。なお、この金額は昨冬、リバプールがサウサンプトンから獲得したDFフィルヒル・ファン・ダイクに投じた額より高い。