10月10日、ロンドン映画祭が開幕し、スティーヴ・マックィーン監督(写真)が手掛けた『妻たちの落とし前』(原題:Widows)がオープニングを飾った
 - (2018年 ロイター/Simon Dawson)

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[ロンドン 10日 ロイター] - 英ロンドンで10日、ロンドン映画祭が開幕し、『それでも夜は明ける』で知られるスティーヴ・マックィーン監督が手掛けたスリラー作品『妻たちの落とし前』(原題:Widows)がオープニングを飾った。

 マックィーン監督は、キャストのヴィオラ・デイヴィス、ダニエル・カルーヤ、ミシェル・ロドリゲスらと共にレッドカーペットに登場した。

 『妻たちの落とし前』は、亡くなった夫の犯罪行為によって残された負債を返済するため、強盗を計画する女性たちを描いた映画。英小説家リンダ・ラ・プラントが手掛けた1980年代のテレビシリーズに基づいている。

 映画祭は12日間開催される。ピーター・ジャクソン監督による第1次世界大戦のドキュメンタリー『They Shall Not Grow Old(原題)』、エマ・ストーンやレイチェル・ワイズが出演した『女王陛下のお気に入り』なども上映される。

 また今年の映画祭は女性による作品を大きく扱っているとしており、アーティスティックディレクターは、上映作品の38%が女性の監督または共同監督によるものだと述べた。