『Merry Christmas!〜ロンドンに奇跡を起こした男〜』、小野大輔&坂本真綾が『Glee』に続く再タッグで吹替えに挑む

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『ダウントン・アビー』の弁護士マシュー役で知られる英国俳優のダン・スティーヴンスと、『人生はビギナーズ』でアカデミー賞助演男優賞に輝いたクリストファー・プラマーの共演が話題の映画『Merry Christmas!〜ロンドンに奇跡を起こした男〜』。11月30日(金)より全国公開となる本作でスクルージ役の吹替声優に市村正親が決定したことは当サイトでも先日お伝えしたが、このたびダン扮する主人公チャールズ・ディケンズ役の声優に小野大輔が、モーフィッド・クラーク演じるチャールズの妻ケイト役に坂本真綾が決定し、二人からコメントが到着した。

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小野は人気アニメから洋画、海外ドラマと、あらゆる分野から引っ張りだこの人気声優。笑ったり悩んだり、コロコロ表情の変わる気分屋なチャールズを圧巻の表現力で演じ、キャラクターの魅力を倍増させている。また、坂本真綾は、女優、歌手やエッセイストなどジャンルにとらわれず広く活躍する声優で、失敗作が続きスランプに陥ったチャールズを支える献身的な妻を、優しく包容力のある演技で作り上げる。

実は二人は以前、青春ミュージカルドラマ『Glee/グリー』の吹替えで恋人役を演じたことがある。小野はフィン・ハドソン役(コーリー・モンテース)を、坂本はレイチェル・ベリー役(リー・ミシェル)のボイスキャストを務めており、今回が再タッグとなる。また、ディケンズの父、ジョン役(ジョナサン・プライス)の声は、これまでトム・ハンクスをはじめ、ロビン・ウィリアムズやエディ・マーフィといった大物俳優の声をあててきたベテラン声優、江原正士が担当する。

「実はアフレコは真夏に行われたのですが、映画のおかげで、なんだか今年はすごくいいクリスマスが迎えられそうな気がして、待ち遠しくなりました」と坂本が現場の裏話を明かす。小野からは「ディケンズを演じてみて、その過酷な運命と、そこに立ち向かう圧倒的な熱量に心を揺り動かされました。日本語吹き替えになることで、より多くの人々に作品の温かさ、優しさ、クリスマスの精神が伝われば嬉しく思います。観てくれた方々に神のお恵みがありますように」と温かいメッセージが届いた。

聖なる夜に家族が集って贈り物を交換し、お互いの幸せを祈る――。チャールズ・ディケンズの不朽の名作「クリスマス・キャロル」がいかにして誕生したのか、その創作過程とディケンズの心の旅を、おなじみのキャラクター、スクルージとの出会いを交えながら、ユニークかつファンタジー感たっぷりに描く『Merry Christmas!〜ロンドンに奇跡を起こした男〜』は、11月30日(金)より、新宿バルト9ほかにて全国ロードショー。また今週末、9月22日(土)より、本作特製ブックカバー(文庫本サイズ)付きムビチケが全国上映劇場にて発売開始となる。

新しいクリスマス映画の誕生とともに、日本を代表する人気声優たちの豪華共演で実現した日本語吹替版にも注目だ。(海外ドラマNAVI)