公開3日間の興行収入が、全米歴代映画史上No.1に輝くなど、世界中で記録的大ヒットを飛ばした「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」。このハリウッド超大作が、日本では抜けなかった映画がある。それが「名探偵コナン ゼロの執行人」だ。

そんな名探偵コナンこと江戸川コナンくんに、ライバル心を燃やしているアメリカの有名司会者がいる。

「名探偵コナンは私のパクリだ」

江戸川コナンくんにライバル心を燃やしている司会者は、コナン・オブライエン氏。

自身が司会を務めるテレビ番組「コナン」の中で、世界各地で「コナン」と検索すると、オブライエン氏が最初に出てくるのに対し、日本でだけ最初に「名探偵コナン」が出てくることを問題視する発言が放送されている。

彼が指摘するふたりの共通点は、「名前がコナンであること」と「少年の体に閉じ込められた男性であること」。

190センチ以上あるオブライエン氏が少年の体かどうかは議論を呼ぶが、自身が有名になった後の1994年から連載が始まっていることなどから、「名探偵コナンは私のパクリだ」とオブライエン氏は主張している。

怒りは「コナンの名前で金を稼いでいる」として、原作者の青山剛昌氏の地元で、コナンの街として街おこしに取り組む鳥取県北栄町に向けられた。

オブライエン氏は放送の中で、「3兆円の小切手を“もっと有名なコナン”に送ること」を要求している。

徐々に高まるコナンタウンへの要求

上記の放送の1週間後には、さらなる要求をコナンタウン(北栄町)に突き付け、町長が反論する様子が放送された。

その要求とは、3兆円の小切手に加えて「クリーニング店の名前を“アメリカ人コナンのクリーニング店”に変えること」「コナンの銅像の髪形を自分と同じにすること」。

これに対する北栄町の松本昭夫町長は、「マウントラッシュモアで、リンカーンの隣に私の顔を設置すること」「ハリウッドのウェーク・オブ・フェームに私の名前の入った星を用意すること」「町民全員にいきわたるように1万5000個のハンバーガーを持参すること」としたうえで、「小切手が欲しければ取りに来い」と回答した。

挑発に乗った“アメリカのコナン”

挑発ともいえる松本町長の発言に乗ることにしたオブライエン氏。彼は本当に日本にやってきた。

まずは彼の考える日本らしさを満喫することにしたようだ。

▼原宿スタイルに染まった。この格好で竹下通りを散策したとのこと

▼1日家族をレンタル

▼着物姿で懐石料理

オブライエン氏が来日した直後には、台風21号が西日本に接近。

松本町長と北栄町の人々の安全を訴えつつ、2日後に会うことを約束した。

とうとうコナンタウンへ!

オブライエン氏が日本を満喫している間、北栄町では着々と対決の準備が進んでいた。

▼要求通りに姿を変えるクリーニング店

▼なんとビル・ハガティ米国大使が仲裁を申し出た

9月6日にはとうとうコナンタウンへやってきたオブライエン氏。

無事に和解でき、1日町長に任命された。

▼「なんかタスキをくれたから、僕もあげた」

▼約束通り町民にハンバーガーをふるまった(ただし、1000個限定)。

「無料のハンバーガーほど、人々を魅了するものはない」

▼花笠踊りで見送られた。オブライエン氏も一緒に踊ったとのこと

毎日新聞が報じているところによると、松本町長から3兆円の小切手が贈られたが、見事な偽物だったという。

5日間の滞在で、しっかり日本とコナンタウンを満喫したオブライエン氏。一連の様子は自身の冠番組「コナン」で放送される予定だ。

ちなみに江戸川コナンくんの名前は、江戸川乱歩とコナン・ドイルからとったもの。オブライエン氏は以前番組の中で自身の名前の由来について、「古いカトリック系の名前だ」と説明している。