ヤクルトの守護神・石山=神宮

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○ ヤクルト 9 - 7 DeNA ●

<18回戦・神宮>

 ヤクルトの守護神・石山泰稚は、1点を失ったがなんとか最後を締めた。

 前回登板の23日の広島戦で石山は、8-5の9回からマウンドにあがったが、丸佳浩に3ラン、鈴木誠也にソロを浴び4失点でサヨナラ負けを喫した。この日は9-6の9回から登板したが、DeNAの4番・筒香嘉智にいきなり初球をライトスタンドへ運ばれ失点。続く宮崎敏郎、楠本泰史に連打を浴び、無死一、三塁とピンチを招く。

 一発で逆転を許す場面に石山は、桑原将志を空振り三振、佐野恵太を捕邪飛に仕留め、なんとか二死に漕ぎつける。柴田竜拓に四球で満塁とされたが、最後は大和を空振り三振に抑え、なんとかリードを守り切った。

 試合後、小川淳司監督は「勝ち越されなかった。勝ったということが一番だと思います。1点を取られてなおピンチを作りましたが、その後、抑えたというのが一つの材料にもなるのではないでしょうか」と評価。

 また、記者団から「今後も近藤-石山の形で任せていくのか」と質問されると、小川監督は「うちの中では、そこを任せられる唯一のピッチャー。その形というのは、続けていくようになると思います」と今後も8回・近藤、9回・石山の“勝利の方程式”でいくことを示唆した。

(ニッポン放送ショウアップナイター)