セルジオ越後氏

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19日放送、テレビ東京「追跡LIVE!SPORTSウォッチャー」に、サッカー解説者のセルジオ越後氏が出演。フェルナンド・トーレスの不振が騒がれるJ1・サガン鳥栖に言及した。

同日のJ1第23節名古屋グランパス戦でも決定機を逸したトーレスは、来日してから7試合ノーゴール。同じく鳴り物入りで加入し、すでに2得点を挙げているアンドレス・イニエスタと比べ、日本で苦しんでいる。

鳥栖はトーレスが加わってから、2勝2分3敗。トーレスのほかに金崎夢生も加わり、強力な前線に期待が寄せられたが、現在は降格プレーオフ圏内となる16位で苦しんでいる。

一方、この日の対戦相手だった名古屋は、Jリーグが再開してから5勝1分1敗と好調。順位もワールドカップをはさんで18位から14位に浮上した。

中断期間に5選手を獲得した名古屋について、セルジオ氏は「まったく新しいチームをつくった」と評価。「すごくバランスが取れている」と、成功に値すると称賛した。

対して鳥栖については、「前にすごい優れた選手2人を獲ったけど、彼らを生かす、チームバランスを考えた移籍(補強)ではなかった」とコメント。「それもリーグが(再び)始まる寸前に獲ったから、チームづくりも難しかったんじゃないか」と指摘する。

「やっぱり生かす選手がいなかったら、良い選手も仕事できない」と、トーレスの不振よりも鳥栖のチーム編成に問題があるとの見解を示した。