エミネムのショーで悲鳴をあげるファンも(画像は『Marshall Mathers(eminem) 2014年11月13日付Instagram「The full story behind “Lose Yourself” coming soon」』のスクリーンショット)

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このほどエミネム(45)のショーにて“ある音”が轟き、会場に詰めかけていたファンの一部が震え上がってしまったという。

米時間6月7日から10日にテネシー州にて開催された野外ロック・フェスティバル「ボナルー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル(ボナルー・フェスティバル)」に、今年の目玉アーティストのひとりとしてエミネムが登場。しかし彼のパフォーマンスの最中に本物の銃声と聞き分けが困難な「バーン」という音が複数回鳴り響き、楽曲用の「効果音」とは知る由もないファンの中には悲鳴をあげる者もいたそうだ。また3度、4度と同様の効果音が用いられたと示す以下のようなネットへの書き込みも複数あり、恐怖に耐えられず現場から逃げ出す人もいたという。

「もし誰かが本当に発砲したらどうなるの? (本当の銃声と効果音の)聞き分けなんか無理よ。」
「遠くからも本物の銃声に聞こえた。」
「そのたびに皆が体をかがめたわ。みんなが震えてる。こんなことはダメよ。」

ちなみに昨年のことであるが、実際にラスベガスの野外コンサート会場に向けて男が銃を乱射。これにより58名が死亡し負傷者の数も数百名にのぼり、容疑者も後に自殺するという最悪の結末を迎えていた。それもあってアメリカではコンサートのみならず学校、クラブなどでも「いつ何が起こるのか分からない」と不安を抱えている人は多く、今回の件については「あまりにも配慮が足りなかったのではないか」という批判の声が噴出している。リハーサルなどで全てを確認しながら運営側がストップをかけなかったのだとしたら、そちらの認識も甘かったとしか言いようがない。

画像は『Marshall Mathers(eminem) 2014年11月13日付Instagram「The full story behind “Lose Yourself” coming soon」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)