危うく火事になりかけた体験を描いた漫画の1カット=をぎくぼ虫(@wogikubomushi)さん提供

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 深夜にフライドポテトの調理をしていた男性が危うく火事になりかけた出来事を描いた漫画が、SNS上で話題となっています。調理時間を短縮しようと鍋にふたをしたところ、火柱が出て大ピンチ…という展開で、SNS上には「大事にならなくてよかった」「不謹慎だが笑った」「台所には消火器を置いた方がいい」といった声が上がっています。漫画の作者に話を聞きました。

約10ページに及ぶメモを元に作成

 漫画は、たき火が好きな男性が業務用フライドポテトを調理をするところからスタートします。深夜に小腹が空くと調理するほどフライドポテトにハマっていた男性。油が熱くなるのを待ちきれずに、お湯を早く沸かす感覚で鍋にふたをしてしまいます。

 数分後にふたを開けると、大きな火柱が。思考停止してしまうほどの大きな火柱に遭遇した男性が取った行動は…という内容です。

 この漫画を描いたのは、をぎくぼ虫(ペンネーム)さん。普段、働きながら趣味で漫画を描いています。

Q.漫画を描き始めたのはいつからですか。

をぎくぼ虫さん「ほとんど落書きみたいなものだったので、漫画と呼べるかはわかりませんが、小学校入学前から兄と交換漫画のようなことをしていました。本格的に描き始めたのは、大学生になってからです。漫画研究会で専用の原稿用紙に描いていました」

Q.この漫画を描いた経緯は。

をぎくぼ虫さん「4〜5年前、実際に体験したことがベースとなっています。当時は本当に衝撃的で、忘れないようにすぐにネタ帳へ、『起きたこと』『見たこと』『感じたこと』『反省点』『改善点』など、約10ページにわたってメモを書きました。今回の漫画はそのメモを元に完成させました。いつか漫画にしようと考えていましたが、最近エッセイ漫画を描き始めたので、『ついでに』という感覚で描きました」

Q.これまでに読者からどのような声が寄せられていますか。

をぎくぼ虫さん「『怖い』や『笑った』といった意見のほか、アドバイスなどもたくさん頂きました。『自分も同じような事があった』というご意見も多かったです。いろいろと勉強になりました」

Q.今後の目標は。

をぎくぼ虫さん「さまざまなジャンルの漫画や絵が描ける作家さんに憧れています。ギャグだけではなく、シリアスなストーリーや恋愛、アクション、ホラーなどに挑戦していきたいです」