大会マスコットのデザイナー・谷口亮さん(画像は『Ryo Taniguchi 2018年2月28日付Instagram「やったよ〜! #オリンピック2020 #マスコット」』のスクリーンショット)

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2020年東京オリンピック・パラリンピックの大会マスコットに、自身の作品が採用された福岡県出身のデザイナー・谷口亮さん。その反響は凄まじくツイッターで今回の賞金とロイヤリティーに関する考えを述べてところ、リツイートが1万を超える事態に「何これ怖い…」と慄いているようだ。

東京オリンピック・パラリンピックの大会組織委員会は2月28日、大会マスコットを決める小学生による投票結果の発表会を開き、最終候補3作品から谷口亮さんの作品が選ばれたことを発表した。会見で谷口亮さんは「頭の中は真っ白です」と喜びを語り、副賞の100万円で「少しでも(家族に)贅沢させられたら。回らない寿司を食べさせたい」と笑顔を見せていた。

だが公式マスコットのロイヤリティーは国際オリンピック委員会などに帰属するため、谷口さんが莫大な収入を手にすることはない。そのため「100万円の賞金だけというのは、酷すぎない?」といった声がネット上で多く見受けられたのだ。

このような声に、谷口さんは『谷口亮(ryofute)ツイッター』で「賞金100万円のみでロイヤリティー無しというのは初めから分かってて応募したので僕的には何も不満はないです」、「むしろお金には変えられない名誉なことなので感謝しております。これから自分の頑張り次第だと思ってます」と今の正直な気持ちを伝えている。

ただこの自分のツイートに対して“いいね”やリツイートがそれぞれ1万件を超えたことに、「何これ怖い…」とあまりにも大きな反響に嬉しさよりも恐怖を感じたようだ。

画像は『Ryo Taniguchi 2018年2月28日付Instagram「やったよ〜! #オリンピック2020 #マスコット」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)