2016年8月から不定期で実施していた指原莉乃、渡辺麻友、柏木由紀によるニコ生女子会特番は、渡辺麻友がAKB48を卒業したため、先月最終回を迎えたが、今回、AKB48 9thアルバム『僕たちは、あの日の夜明けを知っている』(1月24日発売)を記念して、AKB48グループ総監督の横山由依と、次世代を担うメンバーの向井地美音、入山杏奈の3人による新しいニコ生女子会特番が23日生放送された。

こたつに入りながらどてらを着たぬくぬくの3人が画面に登場すると、いきなり「88888888」や「イエーイ」といったコメントで弾幕状態に。さらに「新チームAの三人!」「ゆいはんがダントツ似合ってる」「この3人好きだわ」「ニローハ」などなどコメントが殺到。さしまゆゆきりんの“まったり”さを引継いだゆるーいスタートとなった。

ニューアルバムの話や、向井地と入山の仲、横山の“110番ダンス”披露など近況を話すと、「おなかへったー」と鍋の催促。今回はバンビーノ藤田が担当。最初藤田が登場しても、本当のシェフと思っていた3人。それではとバンビーノを一躍有名にした”ダンソン“ネタで鹿のお面を被って再登場すると、「ニーブラ!?の中の人?」とピンと来たようだ。藤田は自身で開発したという完全オリジナル“イタリアンな牡蠣のしゃぶしゃぶアヒージョ鍋”を振る舞った。まずはファンお待ちかねの“もぐもぐみーおん”から。「もぐもぐみーおん猫舌やねん」と可愛くつぶやく向井地は、期待通りの“もぐもぐ”で魅了。3人は番組の進行も忘れ、絶品鍋に舌鼓を打った。

あまりの自由ぶりにいつの間にか藤田が進行役に。トークBOXコーナーでの「いま一番好きな芸人は誰?」というテーマでは、入山は“新宿カウボーイ”、向井地が「ドラフト会議」のMCだったアンタッチャブル山崎を上げ、最後に残った横山が“空気を読むかと”と思いきや「チュートリアルさん」と見事に落とし、藤田の「バンビーノわい!」のツッコミを炸裂させた。

さらに3人はひたすら鍋を食べ、飲みながら楽しんでいるため、次の企画も藤田が進行。「女子会ちゃうやん」のユーザーのツッコミに、「帰ろかな?」と気を遣うが、入山から引き留められ続行。アルバムに収録の新曲『涙の表面張力』にちなみ、水をぎりぎりに入れたコップに自分の予測でコイン(500円、100円、50円、10円、1円硬貨)を入れ、水が溢れた人が罰ゲームを受けるのだが、これが熱戦となり、思い切りが良いが少額硬貨で狙う横山と、重い高額硬貨で大胆に攻める入山の攻防となったが、結局向井地が水をこぼしてしまい、高価な“柑橘の大トロ”と呼ばれるせとかを唯一食べられない羽目に。しかし藤田との“ニーブラじゃんけん”に勝ち、“もぐもぐ”を勝ち取ったが、盛り上がり過ぎて次のカラオケタイムの時間がほぼなくフロアから終了の支持が。3人は「へっ!?」と目を丸くして本気で驚き、向井地は「まだ何もやってない…」と発言、スタジオの笑いを誘った。

そして前任の“さしまゆゆきりん”から伝統の”貴族の時間“へ。カラオケが途中で終わったので入山から。貴族タイムは、カメラに向かって歌う主観バージョン。入山は今お気に入りという井上苑子『せかいでいちばん』を歌唱。ユーザーは「目が合った!」「PVみたい」「さすが貴族」「やられた」「コメント消してみると好きになる」「うおおおおお!」などユーザーも大興奮。つづいて向井地は、小学校の頃歌っていたというYUI『CHE.R.RY』を。入山も横山も「みーおん、かわいい!100点!」と大盛り上がり。最後に横山がしっとり松田聖子『赤いスイートピー』を熱唱。今度は入山&向井地が「美人―!きれい!」とうっとり。まさにはんなり京美人ぶりを発揮した横山。そして鍋のシメに予想を裏切るチーズフォンデュの登場に今日イチの声を上げ、向井地は両手を高々と挙げガッツポーズ。3人が折り重なり、何かに優勝したかのような歓喜っぷり。「ひゃー!」「信じられない!」「最高!」と興奮が冷めやらないなか、絶品のシメを堪能したあとは、最後に3人で主観カラオケバージョン『ハート型ウィルス』を歌い、向井地が”ニーブラ!!”と狩りを決め、怒涛の新ニコ生女子会は幕を閉じた。

AKB48関連ニコ生のプレミアム枠としては「史上最高だった」「神回」と評価された今番組。次回も楽しみに待っていてほしい。