2018年1月13日からスタートした平成30年度のセンター試験。志願者数は58万2671人で2018年も全国の受験生が自身の未来をかけて試験に挑んでいます。そんなセンター試験の第一科目として受験生の前に立ちはだかったのが、地理・歴史・公民なのですが、さっそく試験が終わったタイミングから「ひと癖ある問題が登場した!」と話題になっています。

話題となっている問題のひとつは世界史Bの問4で出た以下のもの。





設問で出てくる「ブリトン人の英雄伝説を起源とする『アーサー王物語』」は、Fate/Grand Order(FGO)に登場するサーヴァント(キャラクター)の「アーサー・ペンドラゴン」が起源としている物語。他にも古代インドの長編叙事詩である「ラーマーヤナ」に登場する「ラーマ」王子や、「ギルガメシュ叙事詩」の「ギルガメッシュ」王も、FGOの中でサーヴァントとして登場します。さらに、古代ギリシアの長編叙事詩「イーリアス」は「読みかけのイーリアス」という概念礼装(アイテム)としてFGOの中で登場。加えて、「ローランの歌」はシャルルマーニュ伝説のローランをたたえる叙事詩であり、シャルルマーニュ伝説からFGOに登場してるサーヴァントの「アストルフォ」を想起させます。



さらに、地理Bの問4ではムーミンが登場。





設問では「3か国の童話をモチーフにしたアニメーション」として、「ニルスのふしぎな旅」「ムーミン」「小さなバイキングビッケ」が挙げられています。



さらに、地理Bの第2問・問1ではスマートフォンと鉱山資源に関する設問が登場。



内容は以下の通り。2つの分解途中のスマートフォンが掲載されています。