おひとりさまの過ごし方を大切に。名越先生によるタイプ別アドバイス

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対人関係での弱点別に、ソロタイムの活用法を精神科医の名越先生がアドバイス。“おひとりさま”の過ごし方を大事にすれば心スッキリ。苦手な人付き合いも楽しくなるかも!

【写真を見る】精神科医である名越康文先生は、TVのコメンテーターとしても活躍中

■ 失敗したらクヨクヨしてずっと引きずってしまう「切り替え下手タイプ」

◆今日はどんな気分?と自分に問いかけてみて

気持ちの切り替えの第一歩は、“自分が今ネガティブかどうか”を自覚することから。朝起きたら『今日はどんな気分?』と自問し、ネガティブなら深呼吸やストレッチなど、何か一つ運動や動作をすることで意識的に気分を切り替えて。

■ 友人関係で緊張してしまう「引っ込み思案タイプ」

◆ムリして人に合わせず自分の役割を決めて

一人が気楽ならムリに人と合わせなくても大丈夫。人の輪に入りたいなら、漠然と“楽しませなくちゃ”と思うだけでは緊張してしまいます。“今日は話を広げる役”など、一人の時間に先に自分の立ち位置、役割を決めておくと楽。

■ ちょっとしたことでカッとしてしまう「イライラタイプ」

◆軽い運動を朝の習慣に半身浴もオススメです

いつも心の中に怒りがあるから、少しのことであふれ出しちゃう。そんな人は朝のうちに一旦気持ちを上げておくこと。そのためには体を動かすことです。スポーツが苦手なら朝5分のストレッチを習慣に。帰宅後の半身浴もおすすめ。

■ “何のために生きているのかな”と考え込んでしまう「お悩みタイプ」

◆マジメに生きている人生の先輩に会おう

仕事や人生について真剣に考えている人の本を読んだり、会って交流してみて。交流=一人じゃないというのは早合点。『この人に会おう』『この人の講座を受けよう』と考えるのは、自分を見つめ直す、立派な一人の時間なんです。(東京ウォーカー・東京ウォーカー編集部)