『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪』シーズン11

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超ロングランヒットを誇る大人気ドラマ『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪』のシーズン11がDVDレンタル&発売中、全話デジタル配信中。2005年に全米での放送開始後、ロングランヒットを続け、本シーズンの第17話で通算250話に到達、既にシーズン13の製作も決定しており、その人気の勢いはとまらない! 数えきれないほどの新作ドラマが続々と上陸する昨今、どれを見ればいいか分からないという視聴者も多いはず。そんな人のために、本シリーズの魅力をご紹介!

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■途中参加でも十分ついていける1話完結型
本作のように10年以上も続いているシリーズとなると、途中から見ても分からないんじゃないか、などの理由から敬遠してしまうかもしれないが、本作は一部にエピソードをまたいで描かれる謎もあるものの、基本的には1話完結構成だ。

毎回、全米の各地で同一犯によるものと思われる凶悪事件が発生し、応援要請を受けたFBIのBAUチームが現地へ向かって地元警察の捜査に協力する...というのが基本パターン。過去エピソードから持ち越された謎などが出てくる場合もフラッシュバックなどを用いてわかりやすく概要が描かれる。どこからでも気軽に見ることが出来る敷居の低さも本作の大きな魅力。まずはクオリティの保証されたメジャーなヒット作から見てみたいという初心者には入りやすいシリーズだといえる。

■犯罪者の異常心理に迫るプロファイリングの面白さ
FBIに実在する行動分析課(BAU)の捜査官たちを主人公にした本作。彼らの専門分野はプロファイリングだ。日本では聞きなれない言葉だが、アメリカでは1970年代から採用されている犯罪捜査方法の一つ。これは、犯罪事件の性質や特徴を行動科学的に分析することで、犯人の性別や年齢、人種、職業などの具体的な人物像を推定し、その心理状況や行動パターンを推測して容疑者逮捕へと結び付けていくというテクニックだ。

主人公たちが追いかけるのは、連続殺人や連続誘拐などの凶悪犯罪。プロファイリングによって思いもよらぬ犯人像や、事件の意外な真相などが次々と解き明かされ、そこから浮かび上がる犯罪者の異常心理へと迫っていく。そうすることで、犯人の行動を先読みして次なる犯行を阻止するのだ。そのスリリングなストーリー展開は、まさに目からウロコの面白さ。猟奇犯罪のリアルな描写や迫力満点のアクションなど、日本の犯罪ドラマでは味わうことの出来ない大掛かりな見せ場がたくさんある。

■個性あふれるキャラクターたちの魅力
アメリカでは、ヒットしたドラマは何年もシーズンを重ねていくことになるのだが、その場合に必要不可欠なのは登場人物の魅力だ。なぜなら、いくらストーリーが面白かったり、製作にお金をかけていたとしても、キャラクターに感情移入できなければ、毎週見ようとは思わないからである。個性あふれるキャラクターの揃った本作などは、その好例といえる。

最愛の妻が殺人鬼の犠牲になったトラウマを抱えるリーダーのホッチナーを筆頭に、メンバーの父親的な存在である冷静沈着で温厚なロッシ、IQ187の天才肌で大変な博学だが空気を読むのが苦手なリード、正義感が強くて情に厚く猪突猛進なモーガン、ファッションも言動も超個性的なIT担当のガルシアなど、それぞれにユニークな個性を持つ捜査官たちの織り成す人間ドラマは大きな見どころ。ぜひお気に入りのキャラクターを見つけてみては?

『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪』シーズン11はDVDレンタル&発売中、全話デジタル配信中。さらに、新たなスピンオフ『クリミナル・マインド 国際捜査班』シーズン1は12月6日(水)にDVDレンタル&発売。一挙デジタル配信開始。(海外ドラマNAVI)