【家事】簡単ラクに片付く!人気インスタグラマーに聞く「すっきり、シンプルに暮らす」ポイント

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子どもが生まれてから、どんどん「モノ」が増えていく。

子育てストレス&家事も激減!ゆる〜くできる“ミニマリスト”生活のコツ

片付けてもすぐに散らかってしまう。時間もあまりないから、掃除がマメにできない…。そんなママも多いのではないのでしょうか。

今回は、Instagramで13万人のフォロワーをもち、『ラクしてスッキリ! シンプル家事』の著者でもあるnikaさんに、スッキリ、シンプルに暮らすちょっとした方法をお聞きしました。(お部屋の写真は全てnikaさんのご自宅です。)

nikaさん自身、もともとは家事は終わりがなくて面倒だなぁと思っていたそうです。どうしたらラクにできるだろう、効率よく家事ができるだろうと考えた結果「効率化」という答えを見つけました。

頑張らなくちゃ、やらなくちゃ、と気負うよりも効率や段取りを考える方が、実はラクできるし、家族も笑顔になれる!のだとか。

そんなnikaさんの「おうち作り」のポイントをご紹介!

まず、自分のおうちにある「モノ」を見直してみましょう。次に、どんな空間にしたいかイメージしてみることが大切です。

シンプルなおうち作りのための基本的なポイント

必要なモノだけにする

自分が必要な物を適量もつこと。同じ物は持たない、を常に意識。
場所を取らないだけでなく、掃除の軽減や節約にも!

「捨てる」をシステム化する

捨てられずにもったいない…と思っていると、どんどんたまってしまいます。不用品を入れる一時ボックスを用意し、半年使わなかったらそのまま処分したり、フリマアプリに出品したりするとあれこれ考えずに捨てる習慣がつきます。

入ってくるものをすぐに処分

チラシや段ボールなど、紙ゴミのたまり方は結構すごいもの。シュレッダーやハサミはすぐ使える場所に置いて、ためずに処分。すると習慣化されてゴミも増えていきません。

空間別!シンプルポイント

【その1】リビング

家族みんながくつろげるリビングにするには…。

■ポイントにしているところ

カーテンやソファーはベージュを、家具はナチュラル系の色合いを基調として温かみのある空間にする事を意識。明るい色合いなので部屋も広く見せてくれます。

■おすすめ収納

しまいこんでしまいがちな写真は、いつでも見ることができるようにテレビを置いている収納棚へ。

【その2】キッチン

料理する気分を上げたい!キッチン周りや冷蔵庫の収納ポイント。

■ポイントにしているところ

キッチンの上はスッキリさせること。モノをほとんど置いていないため、油汚れが気になるキッチンの掃除もラクに!また、スペースを広く使えるため料理もスムーズにできます。

■おすすめ収納

ピーラーや大さじ小さじなどは、使うものだけに厳選。場所も有効に使えて取り出しもスムーズに!

【その3】寝室

ぐっすりゆったりできるスペースに!

■ポイントにしているところ

枕カバーや布団カバーは、シャリっと気持ちのいいリネン素材を選んでいます。またアロマを焚いてリラックスできる空間を心がけています。

■おすすめ収納

寝室には収納は置かずにスッキリと。

【その4】キッズスペース

子どもがおかたづけしやすい仕組みつくりを実践!

■ポイントにしているところ

3.5畳ほどのスペースを利用。おもちゃは収納に収まるだけを意識して、上手におかたづけできるようサポート。

以前、絵本を上手くかたづけられないことがあり聞いてみると「倒れてきて片付けられない」と教えてくれたそう。子どもに聞きながら、足したり、引いたり、片付けやすさを優先。

■おすすめ収納

おもちゃボックスを活用してわかりやすく。

おもちゃ収納のラベルは、カードケース(クリアケース)を貼り付け、その中におもちゃの箱やラベルを切ったものを入れる。違うおもちゃを収納するときは、カードケースから抜いて差し替えをします。

ポイントはおもちゃの箱をそのまま利用すること!

おしゃれに見せたい空間作り

センス良く雑貨や植物を飾りたい!けれど、どんな風にしたらステキに見えるのだろう。何から揃えたらいいの…と、迷ってしまいがちな雑貨や植物。

ここでは、無理をしない、がんばらないスタイリング方法をご紹介します。

玄関の飾り棚に季節ごとのオブジェを飾る

雑貨を飾るのは主に玄関だけというnikaさん。季節の行事に合わせて小物や花を飾ることで、季節の移り変わりにも敏感になれるそうです。

nikaさんのお気に入り

■玄関ニッチ

季節の花や、飾りを飾っています。小さな空間なのであれこれセンスを考えなくても無理せずに飾りやすい。また、四季に合わせて子どもと楽しみながら飾ることができるのも楽しみのひとつ。

■キッチンからの眺め

キッチンから眺める、観葉食物のウンベラータや季節のお花が癒しのひとときに。

お気に入りはたくさんあるそうですが、その中でも大好きな場所があると楽しいですね。
とてもステキな空間作りをされているnikaさんですが、当初センスに自信がなかったそうです。そんなnikaさんが参考にしたのが無印商品のカタログ。そして迷った時は白に統一するとスッキリ見えるのだそうです。参考にしてみてくださいね。

最後に。

最後に、nikaさんからメッセージです。

家事は終わりがなくて、次々とやる事で溢れています。でも、疲れた時には休んだっていいと思います。毎日、ちょっとした準備をすることで何にも出来ない日があっても、家族と穏やかに過ごせたらそれでOK! 「モノ」を減らし、おうちを整える事は気持ちも整えてくれると思います。

いかがでしたか?家事も育児もいろいろタイヘン!と思っていた私ですが、ちょっとした工夫とひと手間で、ラクに、そして素敵な空間作りができるのですね。シンプルで簡単。私もすでに実践しています。

■取材協力:nika

夫と3歳の娘の3人暮らし。働くママ。出産後、「モノ」で溢れたおうちと家事を少しずつみつめなおす。
引越しを機にインスタグラムにインテリアや収納を投稿。

現在は、フォロワー13万人を超える人気インスタグラマー。ラクに効率よくスッキリと暮らすため、日々自分にあった家事を模索中。