25日、韓国各地で設置の動きが進む慰安婦を象徴する「平和の少女像」が、銅像ではなく階段に描かれる「壁画」の形で登場した。写真は在韓日本大使館前の慰安婦像。

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2017年10月25日、韓国各地で設置の動きが進む慰安婦を象徴する「平和の少女像」が、銅像ではなく階段に描かれる「壁画」の形で登場した。韓国・聯合ニュースなどが報じた。

「平和の少女」が描かれたのは、韓国東北部、春川(チュンチョン)市にある江原(カンウォン)大中央図書館の大階段。平和の少女像建立大学生推進委員会が同大の総学生会と共同で進める平和の少女像建立キャンペーンの一環で「記憶の階段」と題し行われたもので、「少女」に与えられた役目は、12月に同市内に設置予定の「平和の少女像」を待ち、その意義を知らしめることという。

階段には黄色の背景色が塗られ、中央にはソウルの在韓日本大使館前にある慰安婦像の絵が、また右上には赤や白の大きな花の絵が描かれた。周りには、「少女像よ、先に来て待っているから早く来て。あなたが来れば私のすべき仕事はすべて済む。そこからはあなたがこの歴史的記憶を広く知らしめるのよ」といった詩のような文言も記されている。無事に像設置の暁には、この少女の絵は消される予定とのこと。

大学生が「記憶の階段」を上り下りする写真を添え報じられたこのニュースに、韓国のネットユーザーからは「格好良すぎる。若者の知恵はすごいね」「大学生らしいやり方だ。江原大ファイト」「斬新なアイデアだし、学生たちにもいい教育になる」など好感触の反応が多く寄せられている。

一方で、「階段ということは踏み付けられちゃうけど、いいのかな?」「趣旨はよく分かるけど、少女の顔を踏んでいくのはいい感じがしない」「皆が踏んで歩く階段に描くのはどうかと…。踏まないようにいつも注意しなきゃいけないし、知らずに踏んだら困っちゃうよ」など当惑や心配の声も複数あったが、これに対しては「靴で踏む部分ではなくて、各段の前面にだけ絵があるから心配無用」と説明するコメントが寄せられていた。(翻訳・編集/吉金)