悲願のCL制覇へ…アトレティコのシメオネ監督「このまま行けば優勝に届く」

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 2度のチャンピンズリーグ(CL)決勝での敗戦を経て、ディエゴ・シメオネ監督はアトレティコ・マドリードのCL制覇を確信しているようだ。スペイン紙『マルカ』が11日に報じている。

 12日に行われるチャンピンズリーグ(CL)グループリーグ初戦となるローマ戦に向けて、シメオネ監督が会見に臨んだ。2013−14シーズン、15−16シーズンとCL決勝まで駒を進めながら、どちらもレアル・マドリードに敗れる結果となったアトレティコ・マドリード。シメオネ監督は「決勝までたどり着いたことはプライドの源だ。そして優勝することでそれが最大になる」とCL制覇の重要性を語った。

「我々はまだ成し遂げていない。1つは優勝まであと2分というところまでいったし、もう1つはPK戦での決着だった。何年もCLでプレーしていなかったクラブにとっては、この2つの決勝はとても大きな経験となった。このまま行けば、遅かれ早かれ優勝まで届くだろう」

 今シーズンのCLでは、アトレティコ・マドリードはローマ、チェルシーと同居する“死の組”に入ってしまった。近年CLでコンスタントに結果を出している同チームが突破最有力との声もあるが、先日契約延長を発表した指揮官は「それには興味ない」と下馬評には無関心だと語り、「平等にチャンスがある。難しいグループだが、魅力的なグループでもある」とネガティブには捉えていない様子。初戦を戦うローマには「良いチームで、質の高いフットボールをする。注意深く戦わなくてはならない」とコメントした。